2011年10月01日 (土) 23:50 | 編集
仕事終わりで口腔保健センター、、ではなく、URY先輩の診療室へ行きました。
今日は場所を変えての神湘会役員会です。
まずは真面目に会議なんぞを。。。
でもビールは飲んじゃってます(笑)

会議の最後の方は誕生会にそのまま移行。。。

還暦おめでとうございま~す!
何やら素晴らしいウイスキーが出てきましたヨ。

しかもソーダで割らせていただいちゃったりして。。。
KSB後輩もいつも通りのスパークぶり。

お腹いっぱいになったその後は場所をハマギクに移してカラオケとかも唄ったりして。。。
で、解散。
、、、のはずが、誰が言ったか「大新の野菜炒めが食いたい」と。
まずはビール。

で、何故か餃子。

さらに何故か五目焼そば。

あ~やっちまいました。モヤシソバです。

だからこんなに食ったらヤバいって。。。

でも美味しいから、まっいいか~。

、、、ダメだこりゃ。
2011年10月02日 (日) 22:08 | 編集
今日は2日酔いになることもなく、昼前から湘南モールFILLへ行って買い物を。
最初にモール内の「ジャンボおしどり寿司」で軽く昼食。

↑これはノンアルコールビールです。はい。
この店、以前は大混雑&行列だったのですが、今はそうでもなくなりました。
別に、この店が悪いわけじゃないんですけど、、、
やはりスシローの出現は大きいんですね。
皆さん、一度スシローを知ってしまうと、、、ねぇ。
さて、本日の拾得画像ですが、マスコミってのがいかに「節操なく手のひらを返すか」という実例を。

↑この2つ、その差わずか1ヶ月ですよ。
いや~、大きく持ち上げておいて落とすのがマスコミの常套手段とはいえ、ここまで完璧だと、ある意味で気持ちがいいですね。
2011年10月03日 (月) 22:30 | 編集
朝、いつものように出勤して診療室へ。
いつも通り脱いだダルサンを揃えようとしてかがんだ瞬間、魔女の一撃を喰らいました。
腰に痛みが走り、脳裏を絶望感が支配します。
今朝は妙に冷えるなぁ、、、と思っていたんですよね。
気をつけないといけなかったのに、、、
いつもより少しばかり無理な体勢だったのかなぁ。。。
前回のぎっくり腰からわずか1ヶ月、、、痛恨の極みです。
すぐさま常備してあった冷湿布と、やはり常備してあったコルセットを装着しました。
本来は冷やして安静にしなきゃいけないことは理解しています。
でも、仕事しなきゃ。。。
動きが「超」がつくレベルで緩慢になって(緩慢というかほとんどスローモーションです)スタッフの皆に迷惑をかけ、多くの患者さんから「お大事に」と声をかけていただきながら、なんとか1日を終了。
帰りはタクシーを呼びました。
とほほ、、、
2011年10月04日 (火) 23:21 | 編集
昨日喰らった魔女の一撃:ぎっくり腰も昨夜の帰宅後に幹部をしっかり冷やしたので、今日は随分と落ち着き、車高の高い我が愛車に乗り込めるようになりました。
タクシー通勤を覚悟していましたが、ひと安心です。
今日はもう診療室内での移動も、コルセットを巻いていれば、ゆっくりとですが普通に歩けます。
昨日のように事務用の椅子を歩行器代わりにしていたのとは雲泥の差。
仕事終わりで一時帰宅して、すぐにお出かけしました。
バスに乗って口腔保健センターへ。
今日は地域保健部の役員会です。
一通り会議をこなした後は、、、飲みに行きました。
今夜のお店は旬楽えびすです。
大学院イモ、、、ジャガイモなんですけど、良いアテです。

チーズを湯葉で巻いて揚げたもの。

かき揚げです。

生ハムと水菜のサラダ。

烏賊と烏賊のワタのチーズホイル焼き、、、これまた良いアテ。

カマンベール入りの卵焼き。

地鶏のチーズ焼、、、何故か今日はチーズものばかり(笑)

ぎっくり腰のこともあるし、今夜は1軒で帰ろうと心に決めていたのですが、アルコールというのは心のカギを甘くするからいけません。
2軒目はリックスです。

メンチカツも食っちゃいました。

結局終電を逃し、タクシーで帰るハメに。。。
嫁さんには2軒目に行ったことがバレて怒られました。
2011年10月05日 (水) 22:45 | 編集
先週に引き続き、今日の水曜も嫁さんは仕事が休みでしたので、昼メシを一緒に食いに行きました。
行き先は里のうどん村岡本店です。
食ったのは、バラ丼と、、、

けつねうどん。

藤沢で関西風うどんが食えることに意義がありますナ。
バラ丼に関しては藤沢の御当地B級グルメにもなり得るのではないかと、、、
そうそう、、、診療室のFAXの調子が良くありません。
FAXの受信は出来るのですが、受信したものを見ることができない事態が頻発。
そろそろ買い替え時期のやうです。
このブログを読んでいる方で、重要な用件をFAXで、、、と思っている方がおられましたら、そのようなことになっておりますので、よろしくお願いいたします。
2011年10月06日 (木) 22:50 | 編集
2011年10月07日 (金) 22:45 | 編集
世の中は小沢一郎元民主党代表の初公判の話題でにぎわっております。
検察が小沢一郎本人の起訴を証拠不十分で諦めたものの、検察審査会によって強制起訴された初の裁判なわけですけど、要するに「プロである検察が起訴を断念」しているのに、民意が「いや、小沢一郎は悪いことしているに決まってる」と言って裁判になった、という図式ですね。
このことに対する賛否は色々なところから出ているわけですが、この際それはちょっと置いといて、、、
民主党に政権が移ったのが、今になって思えば悪夢のアノ衆院選ですから、約2年前のこと。
そのさらに半年ほど前に、当時の野党第1党:民主党の代表であった小沢一郎の公設第1秘書が逮捕されたわけです。
当時は「政権交代が実現する可能性が高い選挙を目前に控えたこの時期に何故?」「国策捜査か?」などと大騒ぎになりました。
「官邸が次期総理候補を潰しにかかったか?」などとまことしやかに囁かれたものでした。
で、この件により小沢一郎は代表を退き、鳩山由紀夫が代表となり、衆院選を迎え、結果的に民主党の圧勝で政権交代、、、
その後の民主党政権のグダグダ振りは御周知の通りでありまして、現在の国難状態であります。
んで、今になって読み返すと、非常に興味深いのが当時の以下のような意見。
「検察官の本性が出た」(小沢一郎公設第一秘書逮捕を受けて)
佐藤優・外務省元主任分析官の話 官邸が指示した国策捜査というよりは、現場の検察官の本性が出たように見える。彼らは青年将校のように、民主党に権力が移って政治が混乱するのは国益を害すると信じて一生懸命捜査したのだろう。だが内閣支持率が10%前後まで落ちたこの時期に手を付ければ「検察は政治的だ」と必ず言われる。逮捕容疑が事実なら、半年待って総選挙後に淡々と立件すればいい。そう言って止めるのが検察幹部の仕事なのに、統率力が落ちたのではないか。検察は常に正しく、逮捕すれば国民は拍手喝采すると彼らは信じているが、最近は決してそうではなく、ギャップは大きい。
この佐藤優という方、鈴木宗男関連で逮捕された人です。
たしかに、鳩山~菅(あと仙谷も)の民主党政権のデタラメさが身にしみた今になってみると「民主党に政権が移ることを何とか阻止しようとした」という青年将校説はあながちウソではないかも。。。
そして、もし総選挙後に淡々と立件していたとなると、現職総理の秘書を逮捕することになって、世の中はさらに大混乱だったわけで、あの時しか逮捕のタイミングはなかったのかもしれません。
2011年10月08日 (土) 21:47 | 編集
今年、キャンディーズのメンバーだったスーちゃんが亡くなったのは結構な衝撃でした。
キャンディーズの解散後にその楽曲の良さを再認識した自分としては、当時の映像を動画サイトで視れるというのは何ともありがたいことでして、暇を見つけてはちょくちょく楽しんでおります。
さて、キャンディーズには吉田拓郎も楽曲をいくつか提供しておりますが、有名どころでは「やさしい悪魔」、そしてこの「アン・ドゥ・トロワ」であります。
おいら、吉田拓郎の曲を唄うキャンディーズってのが結構好きでありんして、過去にはカラオケでも唄ったりなんかしたものでした。
そして、拓郎はセルフカバーもしているのですが、今日ご紹介するのは結構なレア物でして、キャンディーズ解散に向けての「サヨナラバージョン」であります。
2011年10月09日 (日) 23:26 | 編集
今日は日曜日ですが、朝早くからお出かけ。
行き先はコチラ。

松戸駅で降りるのは生まれて初めてかも。
バスに乗ってやって来ました、日本大学松戸歯学部。

噂通り、周りには派手なものが何もない大学です。コンビニはありますけど。
今日は第60回日本口腔衛生学会に出席するためにはるばるやって参りました。
本来は5月に予定されていたのですが、震災の影響で延期になっていたというわけです。
会場は大学内の階段教室。
昨年は新潟の朱鷺メッセでの開催でしたから、それと比較してしまうと地味な印象は否めませんね。

ちなみに昨年同様、学会に参加するにあたり藤沢市歯科医師会からお金を出していただいております。
会員の皆さんが払った会費を元に援助をいただき出席させていただいております故、感謝の心を忘れないように聴講いたしました。
そんなわけで、このブログ上でも真面目に報告をさせていただきます。
よって文章が長くなってしまいますことを御容赦ください。
今学会のテーマは「健康社会とフロリデーション」でした。
「フロリデーション」とは、水道水へ人工的にフッ素を添加することです。
フッ素は自然界に普通に存在する元素のひとつです。 フッ素は毎日の食事を通して私たちのカラダに摂取されている必須栄養素のひとつでもあり、歯質を強化する効力が高いことから、世界各国でムシ歯予防に利用されています。
その安全性は過去の歴史からも明らかにされており、現在61カ国において、ムシ歯予防のための水道水フロリデーションが行われています。
現在、日本では米軍施設以外では実施されていないため、フッ素の恩恵にあずかるためには、個人が意識して積極的にフッ素を利用していく必要があります。
ムシ歯予防のためのフッ化物応用は局所応用と全身応用の2つに分けられます。
このうち局所応用は、医薬品ないし医薬部外品のような「薬物としてのフッ化物」を応用して虫歯予防を図るもので、歯科医院に於けるフッ素塗布や、フッ素洗口、フッ素配合ハミガキなどが挙げられます。
対して全身応用は、歯の健康の維持と増進を目的とした「栄養としてのフッ化物」を用いた予防手段です。
フロリデーションは、水道水に特別な物質を混入するのではなく、もともと自然の飲み水の中に存在していたフッ素というミネラルの濃度をヒトにとって最適な濃度に調整する方法であり、ヒトに優しく自然状態に近い方法であると言えます。
フロリデーションは、WHOが勧めるフッ化物の全身応用として優先順位が最も高い方法であり、公衆衛生施策として必要な4本柱である「安全」「安価」「有効」「簡便」の条件を具備しており、費用対効果の観点からも優れた方法であることは、既にフロリデーションが普及している先進各国をはじめとした世界61カ国での実績からも明らかです。
しかしながら、日本では現時点で実現できている自治体は存在しておりません。
人口が密集し水道普及率が高い地域では最適なムシ歯予防手段となり得るわけで、我が国には適しているはずなのですが、実施できていないのは何故でしょうか。
それには主に以下の3つの原因が考えられます。
1)WHOの推奨するフロリデーションにおけるフッ化物の至適濃度は、温帯地域では1ppmであるが、日本の水道法では0.8ppm以下とだけ定められていて、至適濃度の設定がなされていない。
2)フッ化物応用に対して反対運動を行う勢力(団体)がある。加えてその中には歯科医師も存在する。
3)フロリデーション自体が、国民からの認知度が低い上、その内容について理解されていない。(歯科医師ですらフッ素については正しく理解していない者が多い上に、間違った情報を発信している歯科医師も多い、、、恥ずかしながら以前の私がそうでした)
栄養素摂取基準の基本的考え方を以下に示します。
1)欠乏症または摂取不足による健康障害
2)過剰摂取による健康障害
3)摂取量の多少が生活習慣病の予防に関与する場合(リスクの低減)
フッ素応用によるムシ歯の抑制効果は枚挙に暇がないほど多数の報告があり、既に明らかです。先進国の中では日本のムシ歯の罹患率が高いということからも、それは裏付けられています。これは上記の「摂取不足」に当てはまります。
また、高齢者に多発する歯根面の象牙質に発生するムシ歯(根面う蝕)に対しても有効性が認められています。フッ素の局所応用で象牙質のコラーゲン崩壊が抑制されることや、フロリデーションが行われている地域では根面う蝕の発生率が20歳以降の全ての年代で有意に低いことが判っています。これは上記の「生活習慣病の予防」に当てはまります。
そして、前述のフッ化物応用に対する反対運動を行う人達は「過剰摂取」を不安視しているということになります。
反対運動を行う人達は、その数は少数ですが世界各国に存在します。
純粋な心配心から反対する人達は反対行動も穏やかですが、一方で過激な反対運動をする人達の割合が高いのが特徴的です。具体的には「現代医学に対する代替療法信奉者」「環境保護団体関係者」「社会的に何かを企んでいる理論家」等の人達です。
フロリデーションに対して国民の関心が高まらない理由のひとつには、近年の児童のムシ歯が確実に減っていることも挙げられます。
ブラッシング指導がいきわたり、保護者のそれらに対する意識も高まり、虫歯のある子どもが年々減っていることは紛れもない事実です。そのことにより「今さらフッ素だなんて言わなくても大丈夫なんじゃないの?」という雰囲気があることも事実です。
それに対して、学会は「健康格差」という問題を提起しています。
たしかに、幼児の歯科検診を担当している全国の歯科医師は「健康格差」を実感しているのではないでしょうか。現在の3歳半までの子供達はムシ歯のない子が大多数です。しかし、一部のムシ歯のある子の口の中は相当に酷い状態なのです。
1986年から2005年までの20年間で日本の小学生のムシ歯の減少率の平均は、なんと60.3%だそうです。これは本当に素晴らしいことです。しかし、フッ素洗口を行った集団では、これが89.4%にまでなるのです。
水道水のフロリデーションは、現代社会に取り残されてしまった層、特に無関心な層をも救済することができる、というのが学会の主張です。
さて、以下は私の個人的な感想と意見です。
たしかにフッ化物応用の有効性や安全性は理解が出来ます。フロリデーションを推進する意義も理解することが出来ます。
推進する先生方の熱意と情熱はしっかり伝わってくるのですが、今まで公衆衛生学とは別の畑を歩んできた自分(去年までは部外者と言っても過言ではありませんでしたから)にとっては、この熱意と情熱の凄まじさを目の当たりにすると、何故か少々「ひく」のですね。
反対運動をする人達を「目の敵にしている」ことも、ひしひしと伝わってまいります。
「フロリデーションの導入を検討している地域はもとより、無知な地域や住民の支援となるような提言をまとめることができれば、、、」という一文からも、過去からの並々ならぬ苦労や遺恨が窺い知ることができるのです。
今回の特別講演はオーストラリアから招いた Michael Foley という先生によるものでしたが、演題が「How to fight the fluoridation battle」ですから、、、なにせ「いかに戦うか」ですからね。凄いです。
過去を振り返ると、常に権威ある団体や学者の提唱する事柄が「絶対に」正しいとは限らないということが歴史的教訓として導き出されます。ここで誤解していただきたくないのは、一般的には権威ある団体や学者の提唱することは大方、正しいと推定出来るということです。ただし、それを「絶対視」して「盲目的」に信じることは、若干の問題が場合によってはあるということなのです。
フッ化物応用の安全性については、近い将来、誰もが安全だと納得するような結論を得られる日が来るかも知れません。しかし、逆の展開となる可能性もゼロではないということです。
そして、今回判ったことは、この日本口腔衛生学会という学会は、その時の学会長の方針が強く反映されるのだということ。
それほどまでに今回は「フロリデーション一色」と言っても差し支えないような内容でした。
前回の新潟での学会では、内容的にも歯科の多方面の分野にわたっていて、この学会の特徴である「学際性の高さ」を実感できました。そのことに非常に好感を持った「元部外者」の自分としては、今回の学会はどうしても「違和感を禁じ得なかった」というのが正直な感想です。
シンポジウムの後はフッ素が添加された水で乾杯、、、(笑)

シンポジウムの聴講を終えて、キャンパス内を談笑しながら歩く我々。

昼メシは近隣のファミレス「とんでん」へ。
男連中は大ジョッキです。

おいらが食ったのは鰯づくしの定食。

アサヒのエクストラゴールド、、、これならノーマルの方が安くて良いかも。

午後の講演の合間には屋外で談笑したりなんかします。

SZK前会長は相変わらず最前列で聴講です。

ポスター会場は体育館なので広くてユッタリ。

1日目の最後には恒例の証拠写真なんぞを。。。

夜は日大松戸OBのMYT先生に松戸駅近くのお店に連れてってもらいました。
特に秋刀魚が白眉でした。

鯨ベーコンも食ったりして、、、これに関しては先日の下関の勝ち。

2軒目はホテル近くの「笑々」、、、お会計が安っ。

そんなこんなで1日目が終了です。
おやすみなさ~い。
行き先はコチラ。

松戸駅で降りるのは生まれて初めてかも。
バスに乗ってやって来ました、日本大学松戸歯学部。

噂通り、周りには派手なものが何もない大学です。コンビニはありますけど。
今日は第60回日本口腔衛生学会に出席するためにはるばるやって参りました。
本来は5月に予定されていたのですが、震災の影響で延期になっていたというわけです。
会場は大学内の階段教室。
昨年は新潟の朱鷺メッセでの開催でしたから、それと比較してしまうと地味な印象は否めませんね。

ちなみに昨年同様、学会に参加するにあたり藤沢市歯科医師会からお金を出していただいております。
会員の皆さんが払った会費を元に援助をいただき出席させていただいております故、感謝の心を忘れないように聴講いたしました。
そんなわけで、このブログ上でも真面目に報告をさせていただきます。
よって文章が長くなってしまいますことを御容赦ください。
今学会のテーマは「健康社会とフロリデーション」でした。
「フロリデーション」とは、水道水へ人工的にフッ素を添加することです。
フッ素は自然界に普通に存在する元素のひとつです。 フッ素は毎日の食事を通して私たちのカラダに摂取されている必須栄養素のひとつでもあり、歯質を強化する効力が高いことから、世界各国でムシ歯予防に利用されています。
その安全性は過去の歴史からも明らかにされており、現在61カ国において、ムシ歯予防のための水道水フロリデーションが行われています。
現在、日本では米軍施設以外では実施されていないため、フッ素の恩恵にあずかるためには、個人が意識して積極的にフッ素を利用していく必要があります。
ムシ歯予防のためのフッ化物応用は局所応用と全身応用の2つに分けられます。
このうち局所応用は、医薬品ないし医薬部外品のような「薬物としてのフッ化物」を応用して虫歯予防を図るもので、歯科医院に於けるフッ素塗布や、フッ素洗口、フッ素配合ハミガキなどが挙げられます。
対して全身応用は、歯の健康の維持と増進を目的とした「栄養としてのフッ化物」を用いた予防手段です。
フロリデーションは、水道水に特別な物質を混入するのではなく、もともと自然の飲み水の中に存在していたフッ素というミネラルの濃度をヒトにとって最適な濃度に調整する方法であり、ヒトに優しく自然状態に近い方法であると言えます。
フロリデーションは、WHOが勧めるフッ化物の全身応用として優先順位が最も高い方法であり、公衆衛生施策として必要な4本柱である「安全」「安価」「有効」「簡便」の条件を具備しており、費用対効果の観点からも優れた方法であることは、既にフロリデーションが普及している先進各国をはじめとした世界61カ国での実績からも明らかです。
しかしながら、日本では現時点で実現できている自治体は存在しておりません。
人口が密集し水道普及率が高い地域では最適なムシ歯予防手段となり得るわけで、我が国には適しているはずなのですが、実施できていないのは何故でしょうか。
それには主に以下の3つの原因が考えられます。
1)WHOの推奨するフロリデーションにおけるフッ化物の至適濃度は、温帯地域では1ppmであるが、日本の水道法では0.8ppm以下とだけ定められていて、至適濃度の設定がなされていない。
2)フッ化物応用に対して反対運動を行う勢力(団体)がある。加えてその中には歯科医師も存在する。
3)フロリデーション自体が、国民からの認知度が低い上、その内容について理解されていない。(歯科医師ですらフッ素については正しく理解していない者が多い上に、間違った情報を発信している歯科医師も多い、、、恥ずかしながら以前の私がそうでした)
栄養素摂取基準の基本的考え方を以下に示します。
1)欠乏症または摂取不足による健康障害
2)過剰摂取による健康障害
3)摂取量の多少が生活習慣病の予防に関与する場合(リスクの低減)
フッ素応用によるムシ歯の抑制効果は枚挙に暇がないほど多数の報告があり、既に明らかです。先進国の中では日本のムシ歯の罹患率が高いということからも、それは裏付けられています。これは上記の「摂取不足」に当てはまります。
また、高齢者に多発する歯根面の象牙質に発生するムシ歯(根面う蝕)に対しても有効性が認められています。フッ素の局所応用で象牙質のコラーゲン崩壊が抑制されることや、フロリデーションが行われている地域では根面う蝕の発生率が20歳以降の全ての年代で有意に低いことが判っています。これは上記の「生活習慣病の予防」に当てはまります。
そして、前述のフッ化物応用に対する反対運動を行う人達は「過剰摂取」を不安視しているということになります。
反対運動を行う人達は、その数は少数ですが世界各国に存在します。
純粋な心配心から反対する人達は反対行動も穏やかですが、一方で過激な反対運動をする人達の割合が高いのが特徴的です。具体的には「現代医学に対する代替療法信奉者」「環境保護団体関係者」「社会的に何かを企んでいる理論家」等の人達です。
フロリデーションに対して国民の関心が高まらない理由のひとつには、近年の児童のムシ歯が確実に減っていることも挙げられます。
ブラッシング指導がいきわたり、保護者のそれらに対する意識も高まり、虫歯のある子どもが年々減っていることは紛れもない事実です。そのことにより「今さらフッ素だなんて言わなくても大丈夫なんじゃないの?」という雰囲気があることも事実です。
それに対して、学会は「健康格差」という問題を提起しています。
たしかに、幼児の歯科検診を担当している全国の歯科医師は「健康格差」を実感しているのではないでしょうか。現在の3歳半までの子供達はムシ歯のない子が大多数です。しかし、一部のムシ歯のある子の口の中は相当に酷い状態なのです。
1986年から2005年までの20年間で日本の小学生のムシ歯の減少率の平均は、なんと60.3%だそうです。これは本当に素晴らしいことです。しかし、フッ素洗口を行った集団では、これが89.4%にまでなるのです。
水道水のフロリデーションは、現代社会に取り残されてしまった層、特に無関心な層をも救済することができる、というのが学会の主張です。
さて、以下は私の個人的な感想と意見です。
たしかにフッ化物応用の有効性や安全性は理解が出来ます。フロリデーションを推進する意義も理解することが出来ます。
推進する先生方の熱意と情熱はしっかり伝わってくるのですが、今まで公衆衛生学とは別の畑を歩んできた自分(去年までは部外者と言っても過言ではありませんでしたから)にとっては、この熱意と情熱の凄まじさを目の当たりにすると、何故か少々「ひく」のですね。
反対運動をする人達を「目の敵にしている」ことも、ひしひしと伝わってまいります。
「フロリデーションの導入を検討している地域はもとより、無知な地域や住民の支援となるような提言をまとめることができれば、、、」という一文からも、過去からの並々ならぬ苦労や遺恨が窺い知ることができるのです。
今回の特別講演はオーストラリアから招いた Michael Foley という先生によるものでしたが、演題が「How to fight the fluoridation battle」ですから、、、なにせ「いかに戦うか」ですからね。凄いです。
過去を振り返ると、常に権威ある団体や学者の提唱する事柄が「絶対に」正しいとは限らないということが歴史的教訓として導き出されます。ここで誤解していただきたくないのは、一般的には権威ある団体や学者の提唱することは大方、正しいと推定出来るということです。ただし、それを「絶対視」して「盲目的」に信じることは、若干の問題が場合によってはあるということなのです。
フッ化物応用の安全性については、近い将来、誰もが安全だと納得するような結論を得られる日が来るかも知れません。しかし、逆の展開となる可能性もゼロではないということです。
そして、今回判ったことは、この日本口腔衛生学会という学会は、その時の学会長の方針が強く反映されるのだということ。
それほどまでに今回は「フロリデーション一色」と言っても差し支えないような内容でした。
前回の新潟での学会では、内容的にも歯科の多方面の分野にわたっていて、この学会の特徴である「学際性の高さ」を実感できました。そのことに非常に好感を持った「元部外者」の自分としては、今回の学会はどうしても「違和感を禁じ得なかった」というのが正直な感想です。
シンポジウムの後はフッ素が添加された水で乾杯、、、(笑)

シンポジウムの聴講を終えて、キャンパス内を談笑しながら歩く我々。

昼メシは近隣のファミレス「とんでん」へ。
男連中は大ジョッキです。

おいらが食ったのは鰯づくしの定食。

アサヒのエクストラゴールド、、、これならノーマルの方が安くて良いかも。

午後の講演の合間には屋外で談笑したりなんかします。

SZK前会長は相変わらず最前列で聴講です。

ポスター会場は体育館なので広くてユッタリ。

1日目の最後には恒例の証拠写真なんぞを。。。

夜は日大松戸OBのMYT先生に松戸駅近くのお店に連れてってもらいました。
特に秋刀魚が白眉でした。

鯨ベーコンも食ったりして、、、これに関しては先日の下関の勝ち。

2軒目はホテル近くの「笑々」、、、お会計が安っ。

そんなこんなで1日目が終了です。
おやすみなさ~い。
2011年10月10日 (月) 22:26 | 編集
さぁ、今日は口腔衛生学会の2日目です。

午前中の聴講を終えて学食に集結。

今日から新たに2名が加わり総勢8人となりました。
昼メシは近くの学生や教職員のたまり場(日大松戸OBのMYT先生談)の「食堂」へ。

なんか、ビールのアテが運ばれてくるんですけど。。。

おいらは生姜焼定食をチョイス。

こんな感じで食後はマッタリ。。。

普段の昼休みも大学関係者がゴロゴロしてるんだろうなぁ、、、と。
で、2日目も全員で証拠写真を。

午後の講演が終わって松戸駅へ。空には満月が、、、

その後は東京に戻ってまいりまして、丸の内にある「車」へ。

↑チンカチンカの冷ゃこいルービーってやつですナ。
↓今回なにかとご尽力いただいたIWY常務とSZK前会長。

2人とも良い笑顔ですナ。
そして定番のモモ肉の炭火焼。

途中から黒霧島にシフトチェンジ。

甘味も食ったりなんかして。。。

お開きの後、今回色々とお世話になったIWY常務にお願いして2ショット写真を撮らせてもらいました。

藤沢に戻る車中ではSZK前会長に缶チューハイを御馳走になりました。
藤沢到着後は陛下とリックス、、、他の人達はさすがに皆さん疲労が蓄積しておられたので帰られましたけど。
明日は普通に仕事なので、我々も日付の変わるよりもかなり前に余裕を持って帰りました。
でもローソン寄ってカップ麺買って家で食っちゃいまして、嫁さんに呆れられました。あ~あ、、、
いや~、それにしても皆さん、お疲れさまでした。
2011年10月11日 (火) 21:40 | 編集
朝から身体がダルいです。
昼過ぎてもダルさを引きずりました。
疲れが抜けない感じなんですよね。
今までの学会出席後と比べて疲れが溜まっているのは何故?
とにかく今日は迷わず休肝日にしておきました。
2011年10月13日 (木) 21:50 | 編集
2011年10月15日 (土) 23:58 | 編集
仕事終わりで藤沢市街に飲みに行きました。
今日は今年の4月からお仕事で何かとお世話になっている方々とのお食事会です。
会場は喜怒愛楽。
結果的には久々の合コンみたいな感じの飲み会なんですけど。

いや~、世代的なくくりでの話ですけど、20数年前のバブル当時の飲み会を再現的に思い起こさせて下さるパワフルな面子でありんした。
目元のボカシが入らなければもっともっと美しい女性陣なのですが、、、

今回の相棒のKKCクンは話題豊富で唄も上手い、、、こりゃモテ男だわな~。
この後、カラオケBox(全て途中で切られる展開で笑えました)~世之介と流れたのでありました。
それでもちゃんと2時に撤収、、、パチパチ。
、、、と思いきや、最後に1人で松屋でフィニッシュ豚丼、、、やれやれ。
その後、カロリー消費のため徒歩で帰宅しようと試みるも、途中で雨が降って来てタクシーを拾いましたとさ。
2011年10月16日 (日) 22:25 | 編集
午前中から横浜中華街の「茘香尊酒家」に行きました。
今日はハンドボール部OB会の役員会です。
まずは40分ほど会議をやりまして、その後は宴会です。

先日の結婚披露宴であまり話せなくて申し訳なかったOYM後輩と。

その後は横浜まで電車で移動、、、

みんな酔ってますからね、周囲の乗客の方々には五月蝿くて迷惑だったかも、、、

横浜ではポルタの中の「うちな~たいむ」という沖縄料理屋さんに行って2次会。
泡盛をガンガン飲みました。ボトル何本空いたんだろ、、、
途中からKBY後輩の嫁さんとお子さん2人も参入。
子煩悩ぶりを発揮するOYM後輩。

で、3軒目は西口の「みなと寿司」です。

↑この写真の時には記憶がありません。
で、どうやって家まで帰ったかも分らず。
嗚呼、痛飲。。。やってしまいました。
2011年10月17日 (月) 21:13 | 編集
2011年10月18日 (火) 21:13 | 編集
平野復興相が、福島県二本松市で開かれた民主党参院会派の研修会で、東日本大震災での津波被害に言及した際、「私の高校の同級生のように、逃げなかったバカなやつがいる。」と発言したことが問題になっています。
マスコミの書き方も↓こんな感じ。
前任の松本龍氏が「知恵を出さないやつは助けない」と発言して辞任してからわずか3カ月、被災地の思いを踏みにじる発言に、地元や識者からは、怒りを通り越して驚きあきれた声が上がった。
仲の良い友人のことを語るなら別に良いと思うんですけどね、、、愛情をこめて「バカ」って言うことありますから。
でも大臣という立場だからなぁ、、、ましてや復興担当大臣ですから。
中には足腰が弱くて逃げたくたって逃げれなかった人もいるわけですからね。
公式の場での発言は、その場の聴衆以外の耳にも入るということを自覚なさった方が良いですね。
あ、そうそう。
今日も休肝日にしておきました。
インプラントのオペがあった日の夜はフツー飲みたくなっていたのになぁ。
今日は不思議と身体が欲せず、、、ま、いいやね。
2011年10月19日 (水) 21:32 | 編集
ウチのオダガキ先生が「ぜひ行ってみて」と言っていたラーメン屋さんに昼メシを食いに行きました。
「松壱家・鶏」といって、家系の松壱家の支店なんですが、藤沢駅南口の橘通に新しくできたお店です。
オダガキ先生曰く「家系ではない、何とも表現しがたい味」なんだそうな。
果たしてそのお味は、、、

おお。これは、、、たしかに何と表現して良いのやら。。。
とにかく個人的には超がつく好みです。
うっめ~。
メニューには「赤」と「白」の2種類があるのですが、上の写真は赤い方です。
今度は白い方を食ってみよう、、、っと。
夕方には横須賀に行きまして、スコヤカンで汗を流しました。
夜はまた同店へラーメンを食いに行きました。
今度は「白」。

うん、こちらも美味い。
どちらかと言えば、おいらの好みは「赤い方」ですかね。
いや~、でもこれは、近いうちに間違いなく行列店になりますな。
食していた年輩の方々が店員さんに「これは美味しいね~」と口々に言っていたのが印象的でした。
行くなら今のウチかも。
あ、そうそう。
今日も休肝日でした。
これで3日連続。
おいらってば、どうしちゃったんだろ?
2011年10月20日 (木) 22:35 | 編集
今度の日曜日(23日)ですが、秩父宮体育館でふじさわ健康メッセ2011が行なわれます。
当日は天気も悪そうな予報ですし、行楽予定だった方など、この際いらっしゃいませんか??
おいらも藤沢市歯科医師会地域保健部員としてフル参戦します。
さて、昨日まで3日連続で休肝日としましたが、さすがに今日はワインを少々飲んでしまいました。
今度の土日の夜は連チャン飲み会の予定なので、ウォームアップしておかないと。。。
さてさて、本日の拾得画像ですが、「進研ゼミの広告が新興宗教の布教パンフレット並の内容である」という件です。
↓クリックすると拡大できます。







信じる者は救われます。
信じない者は、好きな人を奪われ、高校をワンランク下げるハメになります。。。
もはや新興宗教の洗脳レベル(笑)。
それにしても、判断力の未熟な中学生に対して、恋愛というエサで、、、
しかも「勝手にライバル視してくる女に気付いたら勉強でも恋愛でも勝利してる」という、こと女子の琴線に触れる格好のネタを餌にするとは、、、
それにしても、最後のコマのアイちゃんの進む方向が暗すぎて、、、 泣けます。
2011年10月21日 (金) 22:35 | 編集
表題の「ダァを..しめまぁス」を読んで、すぐに京急のことだと判った人は、現在もしくは過去に京急を日常的に使っていた人か、一部の熱烈な京急マニアか、さもなくば単なる鉄チャンでしょう。
そんな京急が横浜ベイスターズの買収に名乗りを上げたとか。
おお、、、これは期待が持てますね。
(期待その1)過去の鉄道線ではなく軌道線だったノウハウを活かしたアクロバチックな分割併合の技を活かして、大胆な選手起用を!
(期待その2)京急蒲田付近のアクロバチックな高架化改修工事の技を活かして、驚愕の球団再建を!
(期待その3)関東民鉄唯一の最高速度120キロ運転による並行JRブッチギリの技を活かして、ブッチギリな試合展開を!
(期待その4)大雨や強風でJRが抑止になっても、京急は「槍が降っても止まらない」と言われたその強靭な運行強度を活かして、選手のパワーアップを!
折角だから、下記のような実績を残しながら解任されてしまったナゴヤの監督を新監督に迎え入れて、尾花サンは投手コーチに専念させるってのはどうよ?
2004年 優勝
2005年 2位
2006年 優勝
2007年 2位 (日本一)
2008年 3位
2009年 2位
2010年 優勝
2011年 優勝 → クビ
それにしても↑コレで解任って、、、スゲェ。。。
2011年10月23日 (日) 23:27 | 編集
日曜ですが、朝から地域保健部の面々で秩父宮体育館へ行きました。
今日は「ふじさわ健康メッセ2011」が行われます。

まずは設営と準備から。

早速、海老根市長が陣中見舞いに来て下さいまして、口腔内細菌数の測定を体験。

開会式での海老根さんの挨拶です。

藤沢市歯科医師会では相談コーナーを開設。

昨年に引き続き、TRS先輩には矯正専門医として活躍していただきました。

少年達もムシ歯のリスク検査を体験。

母子連れの相談者もいらっしゃいました。

もちろん高齢の方の相談も。

相談の合間にはリラックスしての談笑もあり。

会場はこんな感じです。

矯正、義歯、歯周病、訪問診療、、、相談内容は多岐に渡ります。

途中で旧友というか元同僚というか、、、のリンダ女史と再会。

「白衣の集団は威圧感が凄い」とのアドバイス、、、う~ん、やはりそうかぁ。
マドンナKKC先生に2ショット撮影をお願いしたりなんかして、、、

3時半までこんな感じで活動しました。

なんつうか、、、もう少し来場者が増えると活気が出るんだけどなぁ。。。
でも、ただでさえ蒸し暑かったから、これ以上暑くなってもそれはそれで困るけど、、、

んで、5時過ぎからガッティーを貸し切らせていただいて、打ち上げという名の慰労会です。

皆さん、お疲れさまでした~。

外のテラス席は気分イイですね~。雨が降らなくてホッ。

最後は皆で記念撮影!

2次会は昨夜に引き続きリックス。途中からURY先輩が合流。

3次会は陛下と陛下に仕える宦官(KEN&MG)の3名でチョロっと飲んでお開きになりました。
2011年10月24日 (月) 21:41 | 編集
ネットサーフィン中に30代女性の相談「頼りにならない現代の男性を信じられない」への回答が素晴らしすぎると話題にという記事に目が釘付けになりました。
以下転載。
男性を信じられない(30代女性)
【相談】
私は男性を信じることができません。怖いというより、嫌い。話をしてもつまらない、頼りにならない、といった感情です。
東日本大震災の影響で不安が募り、若い男女に結婚志願者が増えているといいます。私はそれを聞き、「なぜ?」と思いました。知識を得ていけば、男性に求めなければいけないことなどそれほどないのではないかと思ってしまいました。
昔の日本男児だらけの日本であればそうは思わないと思いますが、現代男性のように打てば崩れる人たちに何かを求めようとは思えなくなってしまいました。現在お付き合いしてくれる方がいますが、全くと言っていいほど普通のコミュニケーションを取ることを自分で制御してしまいます。
頼りにできない人間と結婚という形を取るのか、尼さんになることも手なのかもしれない。この状況を打開できる方法を教えてください。(静岡県 30代女性)
【回答】
男性に対する期待値が異様に高いため、自縄自爆で苦しんでおられる。それが、文面を拝見しての第一印象です。
男性に対して端的に興味がない人は、わざわざ「嫌い」とも感じませんし、「打てば崩れそうで頼りないからダメ」と、ことさらに否定したくもなりません。
「自分を楽しませられるよう、会話をリードすべきだ!」「頼りがいがあって、ただ一方的に自分を守ってくれる人であるべきだ!」。そうして幼児みたいに庇護されたい欲望を持っておられるがゆえにこそ、それを満たせない現実の異性に嫌悪感を抱かれているのでしょう。
けれども、よくよく考えてみれば、「頼りにできない人間と結婚かあ…」と迷っておられる傲慢さ以外に、いったいご自身は相手に何を差し出しているのでしょうか。
かつての「日本男児」ですら、徹底的な男尊女卑の特権を得ることといわば交換に、女性を庇護していたのです。現代のように男女平準化した時代に、何も差し出さずに「ただ勇ましく庇護してほしいよー」と駄々をこねても、そんな人を心から愛し守ろうと思える聖人君子は、この世にいません。
ご自身の陥っている状況を客観視するには、反対側から考えてみるのが役立つかもしれません。
すなわち、「近頃の女性は、女らしいおしとやかさも、かれんさもないから好きじゃない」とスネている男性に対して、あなたはやさしく、ないしは女らしく振る舞おう、という気になるでしょうか。
「他人の過ちを大げさに取り上げることにより、イカサマ師は自分の過ちを見えなくしてしまう」とは、『法句経』に残る釈迦の言葉です。
「頼りがいのある男性に出会えないのは、自分の性格ゆえでは?」と、視線を180度転回してはいかがでしょうか。
■回答者・小池龍之介
月読寺(東京都世田谷区)住職。32歳。
32歳にして、この隙のない、しかも達観した回答。
寄せられたコメントの中に「この坊さんは後ろ手に縛った状態で相手をフルボッコにしているところがすごい」とか「言ってる内容は仏教の教えに基づいてるのかもしれんが、戦い方は訓練されたディベーターのそれだよな」というものがあって笑ってしまいました。
ところで、このお坊様って「著書『坊主失格』において、奇行癖、複数の女性との同時交際、妻や母親への暴力、恋人の自殺未遂を告白している」のだそうな。。。
嗚呼これぞまさに「毒を持って毒を制す」也。
2011年10月25日 (火) 22:07 | 編集
いや~今日は暑かったですね。
最高気温が27度ですわ。
朝晩はめっきり涼しくなりましたが、、、
それでは今日の産經新聞より。
『訪米の李大統領晩餐会 日本料理接待「深刻なミス」』
先ごろ米ホワイトハウスで行われた韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領に対する国賓晩餐(ばんさん)会の際、メニューに日本料理が出されたと韓国で“不満”の声が出ている。とくに韓国のメディアは「ホワイトハウスの深刻なミス」と批判している。
韓国では近年、日本料理に対抗して「韓国料理の世界化」が叫ばれ、官民挙げてキャンペーンが展開されているが、韓国大統領歓迎の晩餐に日本料理が登場したことに自尊心を傷つけられたようだ。
李大統領を迎えてのオバマ大統領主催の晩餐会は13日夕、ホワイトハウスで開催された。韓国誌「週刊朝鮮」(朝鮮日報社発行)の最新号がワシントン発でそのメニューを詳しく伝えている。
それによると、スープの次に出された前菜風の料理が、赤い魚卵をのせたすしで「MASAGO(マサゴ)」と名付けられていた。これに添えられたサラダも「ダイコン」と表記されていた。
メーン料理のステーキも「ワギュウ(和牛)」で、添えられた野菜も「カボチャ」となっていたという。
同誌は、すしは“カリフォルニア巻き”に近く、高級牛肉の「ワギュウ」や「ダイコン」は米国でも日本語そのままに使われていると紹介する一方で、韓国側はいい気持ちがしなかったはずだという。
そして「これはホワイトハウスの深刻なミスで失礼にあたる。とくに韓国料理の世界化に努力中の韓国大統領の金潤玉夫人は不満だったはず」と伝えている。
こうした不満や批判は韓国当局者が直接語ったものではないが、同誌は「現実的に米国では日本料理は最高級料理になっている」としながらも、「韓国人出席者は受け入れがたい気持ちではなかったか」と指摘している。
、、、う~ん、、、なんとも面倒な自尊心だこと。
意地悪な言い方かもしれないけど、そもそも「日本料理は韓国が起源」と主張しているわけだから、別に問題ないのでは?
韓国製品の海外でのコマーシャルに、富士山だとか日本をイメージさせる映像を使うから韓国製品を日本製だと思って買っている人って多いんですよね。一連の韓国の混同戦略が功を奏した結果とも言えるわけで、何とも皮肉ですわなぁ。
韓国人に日本料理を出すという行為は、イスラム教徒に豚肉を、ヒンドゥ-教徒に牛肉を出すのと同じなのですね。
外交って大変。。。
2011年10月27日 (木) 22:41 | 編集
いや~今日は涼しいを通り越して寒かったですね。
ウチの診療室も暖房のスイッチをONしちゃいました。
一昨日は冷房を入れたっていうのに、、、
さて、天下の超一流新聞社である朝日新聞社から出ている週刊朝日MOOKシリーズの「Q&Aでわかる『いい歯医者』2012 完全保存版」という本があります。
去年は2011というのが出ていたし、一昨年は2010というのが出ていました。
3年連続で発刊されるということは、結構な人気本ということなんでしょうね。
この本の内容ですが、その主体を占めるもの、それはズバリ、歯科医院の広告合戦。
一応構成上はQ&Aが主体なんですけど、実質は広告が主体。
だから「イイことばかり」書いてあったりします。
要するに、ススキノとかの盛り場で配られている風俗ガイドブックと同じです。
で、売れ行きの良さに気を良くしたか、さらに今年は12月に『週刊朝日臨時増刊号「いい歯医者」シリーズ この1冊でインプラントのすべてが分る! いいインプラント治療の選び方(仮題)』という本が発売されるそうです。
というわけで、本日、おいらのもとに佐川急便のメール便でお誘いが来ました。
もちろん広告掲載の勧誘なんですが、その中でも興味深かったのは本編中のインタビュー形式の広告です。一瞬、広告でなくインタビュー記事のように見えるアレですね。
題して「最新歯科医療独占インタビュー:Top Interview 日本の名医(インプラント治療編)」!!!
もちろん広告ですから、歯科医院側がお金を払ってインタビューを受け、掲載していただくわけでございます。
ちなみに広告料金はいかほどかと申しますと、、、
モノクロ1ページ:90万円!
カラー1ページ:130万円!!
カラー2ページ:190万円!!!
うわ~、、、景気のイイ話ですこと。
2011年10月29日 (土) 22:27 | 編集
TPPの話題が徐々に盛り上がってきました。
しかし、話題になるのは農業のことと工業製品の輸出のことばかりで、医療に関しては殆どスルー。
これでもし混合診療が解禁されたら、、、
公的保険でカバーできる部分は相当に縮小されるはずです。(もしくは定額制が導入されるでしょう)
今の公的保険システムはそのままで、混合診療が可となることは絶対にないでしょう。
そして、一旦混合診療が導入されたら、その後に公的保険でカバーできる範囲が広がることは絶対にありません。
公的保険外の自由診療の範囲が拡大すれば当然、そこには民間保険が、、、という話になってきます。
今後、医療が進歩すれば先進医療も当然民間保険で、、、となるでしょう。
もしそうなったら、嫌だな~、、と。
マジで面倒くさそうだな~、、と。
民間の保険会社は保険金の支払いに関しては極めてシビアです。「保険金の支払いは1円でも少なく」というのが民間保険会社の常識的なスタンスです。
私の友人に板金塗装工場の社長のKTMという男がおります。
小さな工場の社長ですから、クルマの修理だけしていれば良いというわけではなく経理や外回り等もしなくてはいけないのですが、その時間の多くを保険会社との保険金支払いに関する交渉に費やしています。
要するに症例ごとに「どこまで保険が適用されるか」ということに関して保険会社と丁々発止をするわけです。「長期的なことを考えれば本来ならこのレベルまで修理した方が良いんだけど、、」というケースでも「保険が効かないんなら、とりあえずここまでで、、、」とお客さんが妥協することは多いそうです。
彼曰く、交渉をダラダラ長引かせてこっちが面倒になって「もういい、これ以上頼まねぇ!」ってキレるのを奴ら待ってんだよ、、、とのこと。
これ、ウチらの業界でも他人事じゃないですわな。本来なら診療に割くべき時間が思い切り削られることになりますわな。
板金修理と違って医療ですから保険会社との交渉がまとまるまで治療に着手出来ないということはマズいですから、事後交渉になるケースも多いと思いますが、そのための資料作成等やはり診療行為以外の余計な仕事が増えることになるでしょう。
くわえて保険会社ごとに算定ルールや書式が違っていたりしたら、、、マジで嫌だな~。
民間の保険が参入してその割合が増えるということは、どの程度のレベルの治療を施すかを、歯科医師が医学的見地から決めるのではなく、患者さんの加入している保険が決めるようになるということ。
まぁ、前から言われていることですけどね。
2011年10月30日 (日) 22:40 | 編集
今日の日曜日は昼過ぎからお出掛けをいたしました。
千代田線の赤坂駅を出ると、背後にはTBSのビックハットが、、、

こんな昭和レトロなシャトータイプのラブホテルも健在なんですね。

さて、今日の目的地はアークヒルズの隣にある「ANAインターコンチネンタルホテル東京」です。
要するに昔の全日空ホテルですナ。
プレジデント社から発行されている「dancyu」という食べ物の雑誌がありまして、ウチの待合室の本棚に置いていることもあって、おいら定期購読なんて事をしております。
今日はその「dancyu」の読者パーティーに食いしん坊の嫁さんと2人で出席してまいりました。

日頃から当ブログで、食について色々と論評させていただいている事が編集部の目にとまり、その見識の高さを評価していただき、御招待を受けたというわけです。

、、、んな筈がありませんで、ただ単純に運良く抽選に当たりましたので御招待いただいた次第。

こんな感じで食い物がバイキング形式で食い切れない程(実際、最後まで余ってました)並べられております。

外周には全国各地から食材を提供してくださっている協賛ブースが並びます。

↑こちら、岐阜県代表の飛騨牛ブース。
↓早速、飛騨牛の「霜降りガールズ」と写真を撮ってニヤケるおいら。

ホテルの総料理長の御挨拶と本日の料理の説明がありました。

食材や調理法の説明で会場がざわめくところなんざ、サスガdancyu読者です。
おいら達は「おいおいざわめいてるよ~」なんてウケてるだけでしたけど。
おお。飛騨牛ブースには早くも人だかりが、、、

ローストビーフとサイコロステーキが、馬~。

オツマミ系も、馬~。

この後、写真を撮る事はすっかり忘れ、飲み食いに集中。。。
で、パーティー終盤には抽選会も。

当たった人達は皆うれしそう、、、おいら達は当たらず残念。

マチダ編集長ともよもやまなお話しをいたしました。

普通の「いいおじさん」って感じで、好印象。

それにしても「本日、皆様には食のオピニオンリーダーとしてお集まりいただきました」な~んておっしゃるもんだから、お世辞と分っていても気分よくなってしまいますわな。
そんなこんなで、色々な食材で作られた色々な料理を、満腹を通り越すまでとにかく食いまくりました。
お酒も飲み放題だったので、ビール、スパークリングワイン、日本酒、赤白ワイン、梅酒、ウィスキーと、こちらも片っ端からとにかく飲みまくりまして、酔いも結構回ってイイ気分。
2時間以上立ちっぱなしで、片っ端から飲み食いしまくったわけですけど、タマにはこういうのもイイやね~。