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日本って精神構造は既にガラパゴス?
2010年11月16日 (火) 22:20 | 編集
 
 アジア大会第5日、柔道女子48キロ級──驚きの判定だった。優位に試合を進めた選手に旗が上がらず、手にできたはずの金メダルが、福見友子の首には掛からなかった。
 決勝の相手は、世界ランク20位と格下の呉樹根(中国)。試合は、組むのを嫌って腰が引ける相手を足技で腹ばいに倒したり、ひっくり返して寝技を仕掛けたりと終始、福見ペースで進んだ。
 両者、指導もポイントもなく、決着は延長旗判定にもつれ込み、1―2で敗れた。地鳴りのような歓声が交錯する中を、福見は静かに畳を下りた。
 「これほどひどい審判を見たことがない」と怒り心頭の吉村和郎強化委員長とは対照的に、福見は「勝ってると思ったけど、投げて勝たないと意味がない」と冷静だった。アウェーの試合でポイントが奪えなければ、こういう結末になりうることも想定していたのだろう。
 女子48キロ級は世界ランクベスト3を日本勢が占める。この階級の第一人者だった谷亮子が引退し、3人で一番年上でランク1位の福見は追われる立場。「きょうは通過点。私は先を見ている」。ロンドン五輪代表レースに疲れたときは、この日の銀メダルを見て、自分を奮い立たせればいい。(下山博之)
(2010年11月16日 読売新聞)


なんか、毎度毎度のことというか、国外で行われる大会では日常茶飯事のことなので、驚きもしませんし、日本人の学習能力の無さの方が異常というか、、、

かつて「スポーツはカタチを変えた戦争だ」などと言われたことがありましたが、戦争は言い過ぎだとしても「カタチを変えた外交」であることは違いありません。

特に判定競技はそう。格好悪かろうが、裏で審判を買収しようが、表向きにルール違反をしていなければ、結果として勝てるのならば何をしても良い、、、これが外国、特に日本の隣接国ではスタンダードですからね。

特に柔道はその点で本当に解りやすい、、、

組み手を逃げまくられると実際のところかなりキツイ、、、あと奥襟。
これって、今に始まったことじゃなくて、外国人がやってくることわかってるのにね、、。
正統派の柔道で、特に一本で勝てればカッコいいけど、そうではなくなっているのが世界の柔道。
で、負けた後に、ウジウジ言っても仕方ないわけで、、、(選手達は皆、自分に力がなかったから負けたんです、、、と、日本人好みなコメントをしますが、こういう謙虚なコメントって、外国、特に隣接国では単なるお人好しとしてバカにされちゃうのかもしれませんネ)
その点、柔道連盟から事実上追放された石井選手みたいに、泥臭い勝ち方でも勝ちは勝ちなわけで、、、ホント、外交に通ずるものがありまする。

日本人って、日本国内でしか通用しないフェアプレイが世界に通じると信じている、ある意味おめでたい民族なんでしょうね。
結果、どれだけ卑怯な事されても、そのままズルズル、、、負けは負け。

スポーツ程度ならいいけど、国益が絡んでいるときでも、近隣諸国に配慮して、このフェアプレイ精神を貫いて自己満足していると、特に資源のない日本は亡国の一途をたどるしかなくなるわけで、、、
でも、国内的には日本人からフェアプレー精神が消えてゆくのは悲しいし、、、我々の日常生活がギスギスするのも嫌だし、、、

これは難しい問題だぁ。
この際、鎖国してガラパゴス一直線!
、、、さすがにそれはダメか。



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