2019年08月26日 (月) 22:18 | 編集
そういう時代になりましたか、、、
いやね、切符を知らない世代というのが増えてきたということでして、、、JR武蔵野線の越谷レイクタウン駅に掲示された「きっぷってなに?」というポスターが話題になっているとのことですよ。
「きっぷってなに?」の模範解答は一応、、、切符(きっぷ)とは、証票の一種であり、対価を支払い済みであり、購入・受給の権利の保証(および法律履行の義務)を表す。特定の物品の購入、交通機関や劇場の利用サービス受給等に用いられ、本来「切符」は「切り取った符(札)」であり、後で照合を行う目的に用いられた、、、とのこと。

ま、そんな堅い話は置いておきまして、、、要するにスイカを始めとした交通系ICカードが普及しすぎて、切符を買ったこと、使ったことがない世代が増えているということですね。
具体的には、スイカを家に忘れてしまい、仕方なく切符を買うことになった時、例えば「藤沢から東京に行く」場合、藤沢から東京までの切符を買うわけですけど、2枚買っておけば1枚は帰りの切符としても使えると思っている人が多いのだそうな。
あとは、藤沢から東京までの切符を買って電車に乗ったんだけど、途中で予定が変わって横浜で降りることになった時、横浜〜東京間の差額が戻ってくる、もしくは横浜で一旦改札の外に出ても、その切符で残りの区間(横浜〜東京)も使えると思っている人が多いのだとか、、、近距離の切符は途中駅で改札を出たらその時点で回収されて「終了」なんですよね。
スイカだったら、途中で予定が変わっても何ら問題ないですものね、そりゃ面食らいますわなぁ。
この背景にあるのがJRの営業規則でして、、、現在の営業規則ってのが、旧国鉄の営業規則を基本的に踏襲しているので、実態にそぐわない面が多々あることは事実なんです。
しかし、思えばスイカが使用開始されたのって2001年なんですよ、もう18年も経っているんですねぇ。
そりゃ、物心ついた時には電車に乗るのはスイカが当たり前の、「今まで切符に縁のなかった大人」がいても不思議じゃないですよね。
そんなわけで、「そういう時代になりましたか、、、」とシミジミと思いにふけるジジイなおいらでありました。