2019年11月16日 (土) 22:38 | 編集
仕事終わりで嫁さんと「クラリタ」で待ち合わせ。
ラストオーダーのギリギリに滑り込ませていただき、本当にすみません。

それにしても仕事の後のビールはうまい。

美味しいオリーブはビールのアテに大好適であります。

ここでスッキリ白ワインにシフトチェンジしたということは、、、

石鯛のカルパッチョが出てくるという寸法です。
淡白なのに濃厚な味、、、なんのこっちゃでありますが、淡白なのに旨味はジワジワと染み出して、しかも脂が乗っている、そんな感じでワインとの相性バッチリです。
付け合わせの野菜が美味いことはニードレストゥセイ。

ここで自然派白ワインにシフトチェンジしまして、、、

アテはワタリ蟹のスパゲッティであります。
もうね、運ばれてきた瞬間に蟹の香りがモワッと、、、最高ですな。

お次に控えしは、牛豚挽肉と落花生のボロネーゼ、、、微かにしか判らないギリギリのスパイシーさと、落花生の甘み、これってビールにも合いそう、、、ということでビールをアゲインしちゃいました。
ちなみに幅広麺がものすごく美味いです、噛み心地と軽い甘みと一寸だけの塩っ気のバランス最高。

ワインをスッキリ白ワインに戻して(スッキリと芳醇の中間系くらいの酸味でとても気に入ったのでした)、そこに満を持してやってきたのが、スズキのオーブン焼きでやんす。
これに使われている香草オイルソースにはマッシュポテトが混入されていて、というかソースの半分はマッシュポテトなんですが、これが素晴らしすぎるセンスで、もう脱毛、いや脱帽であります。

スズキの焼き加減も絶妙で、皮の脂身がわずかに焦げた匂いを思わずクンクンと吸引したくなるというものです。

そして最終走者はですね、牛頰肉の赤ワイン煮込みでありますけど、、、

あと一歩濃厚だったらしつこくなっちゃうギリギリの濃さが絶妙で、、、ちなみに全く塩っぱくない=肉の旨味で勝負、さらには下に敷かれた茸のリゾットがソースに絡んで大変良い仕事をしています。これぞまさに縁の下の力持ち。

塩っぱさやスパイシーさが皆無なのに、赤ワインのアテとして秀逸というね、もう頬っぺた落ちるとはこのことですわ。

デザートのタルトも超絶うまい、、、手前に添えられたライチのジェラートの甘みがまた絶妙な軽さで、甘々の巨峰や甘酸なキウイとよく合うんですわこれが。

嫁さんは焼きリンゴ、、、ちょっと味見させてもらいましたが、これまた凄い仕事としか言いようがありません。

最後はエスプレッソダブルで至福の境地に陥るのです。

いや〜、凄いお店が近所にあるものです。
しかも敷居は高くなくて寛げるし、、、素晴らしきかな。。。