2019年12月08日 (日) 22:46 | 編集
昨夜は酔いも回って、寝つきも良く、サンライズ号の上段ベットで熟睡いたしました。
そのまま途中駅の記憶もなく、朝の5時過ぎに無理やり目覚めまして、一応車内の階段の造形美などを写真に収めるのであります。

早朝の姫路駅で下車しまして、横浜から乗って来たサンライズ号を見送りました。

ようこそ!姫路へ、と言われましても、、、

我々は駅構内で記念撮影をするぐらいしかすることはなく、、、

すぐに新幹線ホームに上がり、始発の東京行き「のぞみ102号」に乗って折り返すのです。

今回初めてN700系の先頭車(正確には最後尾)に乗ったわけですけど、、、

N700系の先頭車って付随車(モーターの付いていない車輌)だったんですね。

そんなわけで、1号車と16号車はモーター音が聞こえないので非常に静か、、、静粛性だけならグリーン車よりも優れているというね、、、しかし、前頭の超ロングノーズのせいでシートピッチは他の普通車より2センチほど狭いのです。
あと天井も他の車両よりも少しだけ低いです。
まぁでもシートピッチや天井の差は言われなければ気づかないレベル、それに対して静粛性に関しては圧倒的ですから、これは選んで乗車するのもアリかもしれません。

そんなことを考えていたら、大阪付近で夜が明けてまいりました。

京都に朝7時前に到着して、我々を待っていてくれたのは「MKタクシー」の運転手さん。
昨年、藤沢市歯科医師会の旅行で京都に行った時に、MKタクシーは非常に好印象だったので、今回はちょっとだけ奮発して観光タクシーを手配しました。
当方の希望としては、必ず行きたいところは1箇所だけ、あとは終着点の指定のみでコースはお任せ、もう時季的には遅いかもしれないけど京都の紅葉が楽しめれば、、、と伝えました。果たしてこれが大正解となるのです。
まずは西本願寺に連れて行ってもらいました。

ここにはとても枝振りの良い銀杏があるそうでして、、、

見事に色づいておりました。

早朝のため人も少なく、こりゃあ最高です。

そのままクルマは嵐山にやってまいりました。
朝日を浴びる紅葉の嵐山と桂川が車窓から望めて、非常に得した気分。

渡月橋周辺も人がいなくて朝の空気も清々しく、、、

まさに早起きは三文の徳と思うものです。

嫁さんは車内からも渡月橋を撮るの巻。

その後は嵯峨野の方へ分け入りまして、、、

日中は人出でごった返すという竹林に連れて行ってもらいました。

いや〜、ここでも早起きは三文の徳を実感、、、サンライズ号でゆく京都の朝の旅、意外とアリかもしれません。

ちなみに今回お世話になったMKタクシーですが、配車の都合で車種変更ということになりまして、なんと高級ミニバンのベルファイアを同料金で利用させていただくという超ラッキーぶりであります。

道中では、いたるところで紅葉をカメラに収めようとする人たちがおりまして、、、

車内からも美しい紅葉を愛でることが出来たのでした。

祇王寺は苔生す屋根や地面に「落ちた紅葉」が美しいお寺だそうで、あ〜なるほど、これは素晴らしい。

嵯峨野には過去何度か行ったことはあったのですが、、、

朝の人の少ない、しかも紅葉の時季の嵯峨野はまた非常に趣深いものがあります。

嫁さんもパシャパシャと写真撮影に余念がありません。

それにしても静寂の中、朝の凜とした空気の中の紅葉、、、

これは本当に素晴らしく、皆様にもお勧めいたします。

そして、タクシーの運転手さんイチオシだったのが、朝の龍安寺です。

おお〜、石庭の白に紅葉が映えて、これは息を飲む素晴らしさ。。。

しかも朝なので、まだ人も少なく独占状態。

部屋の窓越しに見る額縁効果もこれまた佳し。

そして赤い紅葉も良いですが、黄色い紅葉もいいですねぇ。

龍安寺の紅葉は、他所よりも遅れ気味なので12月でも十分に楽しめるとのことでした。

それにしても綺麗な色合いでありまして、、、

ススキの白と合わさるとまた赴き深し。

龍安寺は石庭だけでなく、、、

池もまた美しい、、、

人の少ない朝の龍安寺、こいつはかなりのオススメです。

それにしても皆さん写真を撮りまくっておられます。
その気持ち、よ〜く解ります。

そして次の行き先は、昨年の歯科医師会の旅行で連れて行ってもらった将軍塚青龍殿でありまして、、、

ここの舞台に嫁さんを連れて来たかったので、最後に寄ってもらいました。

舞台の広さは一見の価値ありですが、ここから京都の街並みが一望できるのもまた素晴らしきかな。

その後は鴨川端の「豆屋源蔵」というお店に行きまして、早めの昼食をいただきます。

このお店もまた昨年の歯科医師会の旅行で連れて行っていただいたところでありまして、、、

湯葉や豆腐を中心とした料理がとても美味しかった記憶があったので、、、

嫁さんを一度連れて行こうと思っておりました。

美味しい湯豆腐にもありつけて、、、

ビールもお酒もスイスイ進み、イイ気分になりました。

そして、このお店の裏には運河があったりして、これまた趣深いのであります。

食後はバスで京都駅に移動して、土産物などを物色して「ひかり524号」に乗って、551の豚まんをアテにまたしてもビールをスイスイ。

そして車内販売の山崎のロック〜カッチカチアイスクリーム〜ホットコーヒーですよ。
これぞ東海道新幹線の三種の神器と言って良いでしょう。

最後は車窓から富士山も見えてメデタシメデタシ。

帰宅後は「ひかり号」が米原駅に停車中に、ホームの売店で買った駅弁をアテにお酒を飲みました。
なお、米原駅の「牛肉弁当」はとても美味しく、リピート決定です。

いや〜朝の京都って、いいですね。
また行こうと思います。