2020年02月10日 (月) 22:18 | 編集
昨日、昔は常磐線の花形特急として活躍していた車両が、今は被災地域の普通列車として使用されている件、について書きました。
そのような背景を知る鉄道マニアな人たちというのは、車両だけでなく「方向幕」にもカメラを向けるものです。

最新の車両では、行先などはLEDで表示されますが、以前は方向幕が主流でした。
ちなみに、方向幕よりも前の時代は「サボ」という、いわゆるサイドボード:鉄製の板でありました。
子供の頃、この方向幕を眺めているのが好きでした、、、というのも、特急が終着駅に到着すると、方向幕を巻き上げて「回送」という表示にして、車庫に引き上げるわけですけど、「回送」の表示は方向幕の終端にあるので、そこに行き着くまでに、色々な特急の名前や行先が延々と表示され続けるのです。
すでに走っていない往年の特急の名前や、超レアな行先が出てきたりして、、、もうね、それはドキドキ&ワクワクしたものでした。
そういえば昔、ウチの嫁さんに「この車両の方向幕、なんか違ってるよね〜」って言ったら、てっきり「芳香膜」だと勘違いしたそうです。