2020年03月21日 (土) 22:18 | 編集
昨日、日本の歴史に仏教が根付いた頃の話を書きましたが、やはり世の中が混沌としている時だからこそ「ありがたい教え」ということで心の拠り所にされたというのはあると思うんですよね。
よく、お坊さんの説法とかを聞いたりすると、妙に腑に落ちるというか、膝を打つというか、そういうことを経験された方って多いと思うんです。
割と最近ですと、「小欲をもて 足るを知る」っていう言葉が印象的でしたね。
おいら、若い頃には「レストランで値段を気にせずに注文しまくって食事をしてみたいなぁ、、、」って、しょっちゅう思っていて、大袈裟に言えば長年の夢だったわけですたけど、今やファミレスでその願いが成就されて非常に幸せな気分になるんですよね。
「欲を持つな」と言われても、所詮は人間ですからね、そんな立派なことができるのは一握りの人でしょう。
欲にまみれた人間は、それは醜いですけど、大きな欲じゃなくて、小さな欲であれば、それを達成できた時の充足感を味わうことによって、心が非常に開放的になり、満ち足りた気分を味わうことができるんですね。
その満ち足りた心をもって、誰かと一緒に食事をすればきっと相手も悪い気分にはならないでしょ、一挙両得ですな。