2020年04月21日 (火) 22:21 | 編集
現在、世界の大国では「war by other means」という考え方が起きているそうで、、、これは、戦争とは違う手段で戦争以上の経済的打撃を敵国に与えるという発想です。
この発想の是非は別にして、今回の新型コロナウイルス絡みの中国の動きを見ていると、今年になってからの尖閣諸島周辺での動きも活発になっていて、本当に、コロナも戦略の一環?、などと思ってしまいます。
そして、今月18日、香港当局が民主派の有力者を一斉に逮捕したようです。
異例の大量検挙となっただけに、中国当局の指示を受けたか、承認を取り付けた上での逮捕とみられているとのこと。
国際社会が新型コロナウイルスとの戦いに集中する中、中国共産党の指導部は「香港民主化運動の弾圧」に乗り出した可能性があります。
これも、敵が弱体化し反抗できないときに一気に潰すという、中国の戦術のひとつで、コロナ騒ぎで相手が戦えない今だからこそ、民主派をせん滅しようという目論見なのでしょうか。
逮捕されれば、闇に葬りさられるのかもしれないし、本当に恐ろしいことです。
欧米諸国がコロナ感染でドタバタしている間に、一気に支配を強めようということでしょうか。
東京都は去る1月28日、新型コロナウイルスによる肺炎への対応を支援するため、中国に都の保有する防護服を提供することにしました。
同日夜に武漢市へ派遣する邦人の帰国用チャーター機を使って約2万着を送ったわけですけど、今や東京の最前線の医療現場では防護服が足りないというね、、、なんとも複雑な心境になるというものです。