2020年04月23日 (木) 22:21 | 編集
昨日記した「慶応義塾大学病院が行なった術前および入院前PCR検査において、新型コロナウイルス感染症以外の治療を目的とした無症状の患者のうち約6%の陽性者が確認された」件ですが、さすがにニュースでも大きく取り上げられておりました。
これを単純計算すると東京の潜在感染者数は発表されている200倍?、、、仮に「感染してもほとんどが無症状」なのだとすれば、中国が「無症状者をある時期以降カウントから除外するようになった」理由も説明がつきます。
これが集団免疫獲得のひとつのステップであれば良いのですけど。。。
さて、Yahoo! ニュースのコメント欄を見ていると、最近は気分が落ち込んで、心が荒んでくるような気がするので、なるべく読まないようにしています。
それでもついつい読んでしまって、後悔することがあるのですが、、、
コメントの中には、やたらと感情的になって批判をしているものが少なくありません。
政府の対応に不満を感じるのは理解できるし、実際に苦しい境遇に追い込まれている人たちが、心情を吐露したくなるのは当然なのですが、科学的なこと、特に生物医学的なことに怒りを感情的にぶつけても、状況は改善しないばかりか、かえって社会の混乱が増幅するだけです。
批判をすることは無関心よりも遥かに大切ではありますが、ここはひとつ感情的にではなく、理論的な考察をしながら行いたいと思うものです。
