2020年05月07日 (木) 22:21 | 編集
お昼に診療室を抜けさせていただいて「口腔保健センター」に行ってきました。
今日は障害者歯科診療の当番日でして、少々風が強いものの、天気が良くお日様サンサン、空気はカラッとしていて、青い空と新緑のコントラストも美しく、1年のうちで最も爽快な季節だと思うものです。
我が診療室のある標高50メートルの片瀬山から長い坂を下った後、境川沿いを歩くのですが、こんな好天だと歩きながら食す昼食がわりのカロリーメイトすらご馳走に感じてしまうのです、と言ったら言い過ぎですか、そうですか。
さて、新型コロナウイルスの騒ぎが起きてからというもの、口腔保健センターにおいても、諸般の事情により、種々の対応を余儀無くされているのですが、その一環で、いつもの2階の診療室から要介護高齢者歯科診療が行われている1階の診療室で診療することとなりました。

いつもと環境が変わること、見慣れない機器に初めて接すること、その機器が出す聞き慣れない大きな音、、、障害を持つ患者さんにとって、これらのことは一般の人々が想像するよりも遥かに大きなストレスだったりします。
今日も、それ故に診療導入時の戸惑いなど、スムーズにいかない局面もありましたが、最終的には人間対人間の信頼感でなんとか乗り切るという、ことさらに人間臭い医療現場でもあるのです。
17時過ぎに当番も終わり、我が診療室に舞い戻るわけですけど、途中の長い坂を登る時に西陽を背中に受けて、軽い灼熱感を覚えるにつけて、もうすぐ夏が来るんだな〜、、、と汗を拭うおいらです。
診療室に到着後は留守を守ってくれていた2名のスタッフに感謝しつつ、残務処理に勤しんだのでありました。