2020年07月21日 (火) 22:20 | 編集
一昨日の日曜日(19日)は天気も悪くなかったので、江ノ島近辺には大勢の観光客が訪れました。
今年は海水浴場が開設されないことが決まっておりますが、片瀬海岸〜鵠沼海岸では海の家がないことにより、例年とは風景が一変しているものの、水着で寝転んで寛ぐ人々、海で泳ぐ人々など、夏の風景が展開されておりました。
ライフガードの人たちも配置されているので、海の家はないですが、海水浴そのものは可能になっております。
海に入ること自体を禁止するわけにはいきませんものね、そんなことを言い出したらサーフィンも禁止になっちゃいますから。
そんなわけで、人出は多かった江ノ島近辺ですが、道路は渋滞しているのに、江ノ電は相変わらず空いております。
コロナ禍以前の休日の江ノ電といえば、混雑のために遅延が常態化、、、12分に1本の等間隔ダイヤが江ノ電のウリですが、それが少しずつズレ込んで12分遅れになったら遅延がなかったことになるという、いわゆる周回遅れのお約束、、、それが昔見た夢のように、今や休日にもかかわらずカッチリ時刻通りに運行されているのです。
胃カメラを飲みに行くために乗った日曜朝8時台の江ノ電ですが、乗客が誰もおりません。
朝の5時じゃなくて8時ですからね。8時にこんなガラガラなんて、にわかには信じられません。

なお、この車輌は1997年に製造された10形というレトロ調車輌です。
車内の各所も凝った造りになっていて、通常車輌よりもコストがかかっているのが解ります。
特に連接部にクロスシートがあるのは、今やこの車両だけ、、、

この10形、1編成しかないので、江ノ電を待っていてこの車輌が来ると妙にラッキーな感覚になるのです。