2020年08月24日 (月) 22:20 | 編集
やりましたね。
佐藤琢磨選手が「インディ500」を制覇しました。
しかも2017年に続いて2度目の快挙です。

もうね、個人的には国民栄誉賞で良いと思うんですけど、政府は頭が固いというか、モータースポーツ関わる人達の不遇というか、、、とにかく「モータースポーツが我が国でもっと認知されるべき」の一点に尽きるわけです。
おいらが子供の頃から、世の中にはモータスポーツを暴走族と結びつける風潮がありましてね、さらなる昔はカミナリ族、そして今では珍走団ですか、、、結びつけられた背景にはマスコミの御尽力はもちろんのこと、PTAの地道な活動や、教育現場での取り組み等々、、、色々と考えられるわけです。
おいらが高校生の頃には、未成年に運転免許を取らせない「3ない運動」なんてのもあって、「取らない」「乗らない」「子供の要求に負けない」でしたっけ?、、、まぁとにかく「臭いものに蓋」の典型的な事例だったわけですよ。
佐藤琢磨選手のインタビュー映像などを見ていただければ、一目瞭然なのですが、日本のレーシングドライバーの中でも群を抜いた頭脳明晰な好青年(あ、すでに不惑を過ぎてますから好中年ですかww)でありまして、暴走族のイメージとは真逆であります。

中野浩一選手の世界選手権10連覇も、自転車競技=競輪=ギャンブルと結び付けられて、国民栄誉賞とは無縁でしたが、今や「KEIRIN」はオリンピック種目になりました。
その昔、河原乞食と呼ばれた職業も、今や人間国宝になりました。
我々も、もう少し頭を柔らかくして、広い視野で物事を評価したいと思うものです。