2021年02月09日 (火) 22:24 | 編集
夜8時までの時短要請に応じた飲食店に、1日あたり一律6万円、月に180万円の協力金が1店舗ごとに支給される件、、、都心の一等地の大規模飲食店では家賃にすらならない、その反面、1日の売り上げがもともと2〜3万円の家族経営の店などでは何もしないのに余裕で売り上げ倍増を超える!、、、ということで、その格差がネット上でも話題になり「コロナバブル」などと揶揄されていましたが、まぁたしかに、今まで夜9時閉店だったお店が1時間早く閉店しただけで1日6万円、月に180万円支給されるとなりゃ、それはもうウハウハでしかなく、ましてや小規模のお店を複数経営している人にとっては笑いが止まりませんわな。
その「店舗間の格差」の話題が今夜9時のNHKニュースでも、取り上げられておりました。
取材を受けていたのは30代と思しき都内の居酒屋店主。
昨年の11月に20席規模の居酒屋を杉並区に新規オープン、、、11月こそ80万円の売り上げに対して家賃、人件費、光熱費などを含めた支出が60万円だったとのことで20万円の黒字、、、ところが新コロ第3波が訪れた12月に客足が途絶えて売り上げも「ここまで減るか、、、」の10万円に落ち込み50万円の赤字でお先真っ暗、、、と思いきや、年が明けて1月は緊急事態宣言により180万円の協力金で100万円以上の黒字を確保!、、、そして緊急事態宣言の延長で2月も100万円以上の黒字が見込まれるとのことで「本当に助かります」と、、、その反面「こんなに貰って良いのか、もっと困っているお店や、他の業種の人たちに申し訳ない」と話されておりました。

まぁたしかにね、、、店舗の規模や過去の売り上げ、必要経費などを精査した上で支給すべきという意見もあって、仰る通りだとは思いますが、その調査をする手間や経費、支給するまでの時間などを考えると、一律給付にせざるを得ないというのも解ります。なんせ10万円の一律給付ですら役所の職員を総動員して、あれだけ時間がかかったんですから。
悪どい事をしている店でなければ少々ウハウハになったとしても、それを世の中に還元して経済を回してくれれば、それで良いと思います。
このニュースで一番印象的だったのは、取材を受けた店主さん、名前も顔も(マスクはしてたけど)シッカリ出していたんですよ、、、勇気あるよな〜、偉いよな〜、ということでありました。