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ほろ苦い思い出と大人買い
2021年03月04日 (木) 22:23 | 編集

少年時代のおいらは極端な家庭に育った。
とにかく母親が極端な人で、身体に良いとなれば、同じ食事が連日、、、反対に悪いと思えば即禁止。
テレビや漫画が禁止だったのはもちろん、菓子が禁止だった時期もある。
「先生〜、バナナはおやつに入るんですか〜?」じゃないけど、その線引きは難しく、煎餅、かっぱえびせん、サッポロポテトなどは母親の考えひとつで良かった時期もあり悪かった時期もあり、、、しかし甘い菓子に関しては一貫して禁止期間が長く、小学生時代のほぼ全期間が禁止(学校遠足のおやつを除く)であった。

今思うと、母親が決めたことに父親が全く異論をはさまない異常さが、少年時代のおいらには大いに不満だったけど、糖尿病で早死にした父親の作業部屋を整理したところ、母親に見つからないように隠していた菓子類がわんさか出てきた時、もうこれは笑うしかありませんでした。
そういえば甘い菓子禁止なのに、当時はムシ歯がちょくちょくできていたから、その度に母親は嘆きながらおいらを罵倒していましたねぇ。

ま、そんな家庭で育ったものですから、友達の家に遊びに行った時に、出てくる菓子がもう本当においしくておいしくて、、、複数の友達から「茂木はがめつい!」とまで言われるくらいでしたから、相当にがっついていたんだと思います。
でも、家で菓子が禁止されているなんて恥ずかしくて言えなかったんで、それ以来我慢してひとつだけ食べて残したりして、、、友達の家で出てきた菓子の中でもブルボンの「ルマンド」と「ホワイトロリータ」は高級感が漂ってお洒落な感じで、特に憧れでしたねぇ。。。


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当時は、商品名も知らず、もちろん値段も知らず、高級菓子だとばかり思っていましたが、自分で自由にお菓子を買える大人になってから「実は大衆菓子だった」ことを知って、ブルボン(北日本食品)の底力に衝撃を受けるのです。
少年時代に憧れた菓子を大人になってから好きな時に好きなだけ食べたい、、、これは誰もが持つ感情でありましょう。
そんなわけで、一袋¥99の「ルマンド」は今でも我が家の常備品です。
ちなみに「ホワイトロリータ」って、売っていない店が多い(ヤオコーにも置いていない)んですよね〜。



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