2021年05月06日 (木) 22:22 | 編集
「現代は、ひとつじゃない」、、、これはNHK「クローズアップ現代+」の番組キャッチフレーズです。
今日(6日)の「クロ現」のテーマは「親を捨ててもいいですか」でした。
番組内容としては、、、距離を置くことで関係を保ってきたのに、親が病気や認知症になり介護等で距離を縮める必要性に迫られ〜介護や葬儀の代行業者の存在〜いわゆる「毒親」を持つ人々に対して「親を大切に」という社会通念の障壁。。。
一昨年(2019年)の4月に「クロ現」が、いわゆる「毒親」を取り上げた時も衝撃的でしたが、今回もまた衝撃的なタイトルとともに。。。
この手の話題はインターネット限定だと思っていましたが、TVでも取り上げられるようになってきたということは、世の中の理解が進んできたということでしょうか。。。
いやいや、そんなことはありません、、、というか有り得ません。
日本人の多くは、自身の「良い親」しか知りません。
多くの人は「親のことが好き」、、、当たり前のことですけど。
だから毒親を持つ人の気持ちを理解できません。
そういう経験がないんですから仕方がないことです。
そして、そういう経験がないというのは良いことでもあります。
今日の番組キャスターのお二人も全く理解できないという雰囲気でした。
これは番組を観たある視聴者からのツイート、、、(以下転載)
『捨てる決断をした時に口を挟んでくる人は確実に家族関係がうまくいってた人なんだよね。知らないから非常識だと非難できる。でも毒親の元で育って支配されてきた人が捨てる決断をすることがどれだけハードルの高いことか。同じ思いをしてかつ目を覚ました人にしか分からない。』
