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マスコミによる言葉狩り
2021年05月24日 (月) 22:23 | 編集
 
『緊急事態「屁みたい」投稿に飲食店激怒「どれだけ失礼か」… 物議の高橋内閣参与が電撃辞職 首相陳謝』

、、、これはFNNプライムオンラインの見出しですけど、マスコミにかかるとこうなっちゃう、という好例ですな。
日本の「緊急事態宣言」は制限力が緩く、海外の戒厳令レベルのロックダウンに比べれば「屁みたいな規制」だということで、高橋氏の表現自体は間違っていない。
でもマスコミにかかると、緊急事態宣言で経営が苦しくなった「飲食店の緊急事態(苦境)」を「屁みたいなもの」と嘲笑ったかのように報じられる、、、これって暴力に近いことですよ。

「屁みたい」の前段の「さざ波」だって、日本の感染状況が海外と比べて何十分の一の少なさであることを「さざ波」と表したわけで、決して新型コロナで亡くなった方の「死という事実」や「遺族の悲しみ」を「さざ波レベル」と評したわけではない。
しかしマスコミにかかれば、死者を嘲笑し遺族の心情を逆撫でする人物に仕立て上げられてしまう。

まぁたしかに表現方法としては「笑笑」で締め括るとか、褒められたものではありませんがね。
要するに、ご自身が「内閣官房参与」という立場であれば「政権側」という認識をマスコミからされるといった「自覚」が足りなかったということなんでしょうね。
本人が謝罪・訂正・反省して辞任したことになっていますが、実際のところは、政府が「厄介払い」をしたか、本人が「面倒臭くてやってられなくなった」か、どちらかでしょうねぇ。



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