2021年05月30日 (日) 22:44 | 編集
日本初の総合結婚式場である「目黒雅叙園」は1931年(昭和6年)に開業、2017年4月に「ホテル雅叙園東京」に名称変更しました。
以前から興味はあったものの、雅叙園未体験だったおいら、JAF会員を30年以上継続している「永年継続会員」に与えられる特典の「JAFプレミアム優待」を利用して、2020年9月13日の日曜日に目黒雅叙園初体験を果たしました。
正面玄関から入ると、緩やかなカーブを描いた廊下には昭和レトロの壁画が並びます。

建物内の通路には川が流れておりまして、昭和レトロの演出に余念がありません。

ロビーラウンジはガラス張りの屋内庭園造りの中にあって、非常に開放的な雰囲気です。

屋外の中庭には、滝が流れ落ちておりまして、、、

もちろん人工の滝ではありますが、周囲の地形を上手く使った造形美であります。
ちなみに滝の裏側に入ることも、滝の上からロビーを眺めることも可能です。

東京って、起伏が大きい地形ですものね、まだまだ見どころがたくさんありそうです。

屋内庭園の一角には和食レストランが、、、屋内の中に日本建築があるかのような造りです。

コロナ禍のせいで、結婚披露宴は激減しておりまして、遊休状態の結婚式場は営業的に大打撃を受けているわけですけど、披露宴会場がモデルルームとして公開されておりました。
素晴らしい生花のディスプレイで、視覚効果を狙った演出に目を見張ります。
これはもはや完全に芸術の域ですな。

さて、目黒雅叙園は旧くから高級中華料理を提供してきた伝統があるそうで、本日は「旬遊記」という中華レストランを、JAFのプレミアム優待のおかげで特別料金で利用させていただきました。

プーアール茶の下には火が燃えている保温式。

3種の前菜はどれも旨旨です。

ゴマのせ海老トーストはサクサクで、いや〜こりゃ美味しいです。

牛肉と栗の炒め物、これまた旨し。

五目入り土鍋おこげ、、、これまた馬〜。

ふっくら炒飯もパラパラといただきまして、、、

最後は麺類で〆!

食後は、やはり雅叙園内にある「百段階段」に行きました。
「百段階段」とは通称で、1935(昭和10)年に建てられた木造建築の目黒雅叙園旧館にあります。
晴れやかな宴が行われた7部屋を、99段の長い階段廊下が繋いでいます。
東京都の指定有形文化財にも登録されています。

階段フェチな嫁さんも大満足であります。

館内のトイレは広々としていて、、、これは落ち着きませんなぁ。

こういう二手に別れる階段というのもすごいです。
これも地形を有効活用した様式美。

目黒雅叙園を堪能した後は、有楽町に移動。
交通会館内にある「むらからまちから館」に行って、嫁さんイチオシのソフトクリームをいただきました。
千葉の牧場で搾乳してから30時間以内の新鮮な牛乳を使ったソフトクリームは、固めで口溶けがよく、コクがありながら甘さ控えめで、後味がさっぱりしているのが特徴です。
アフォガードにしていただくと吉。

その後は、銀座7丁目にある「スペインクラブ グルメテリア イ ボデガ」に行きました。
まずはスペインビールで乾杯。

この店のスペインオムレツ、美味いんですよね。

そしてイベリコ豚の絶品生ハムですよ。

もちろん美味しい赤ワインもいただいております。

イベリコ豚の焼き物もいただきました。
脂身が美味いんですよね〜。

最後はパエリアで〆であります。

いや〜美味しかったですな。

たまに東京へ行くと、楽しいし美味しいし、そしてまだまだ知らないところがたくさん、、、そんな思い出でした。