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44年前の名曲のお話
2021年06月07日 (月) 22:23 | 編集
 
1977年を代表する歌謡曲といえば、やはり沢田研二の「勝手にしやがれ」ですかねぇ、、、あとはピンクレディの「カルメン77」「渚のシンドバッド」「ウォンテッド」ですか。
そんな大ヒット曲に隠れがちですが、高田みづえのデビュー曲である「硝子坂」が個人的には大好きでして、「勝手にしやがれ」と双璧と言って良いでしょう。
当時小学6年生だったおいら、我が家では既にTV禁止令が出ておりましてね、、、ラジオで必死に流行歌をチェックしておりました。
「硝子坂」という曲、アレンジが本当にラジオ向きで、特にAMラジオから流れる歌謡曲のお手本のような曲でした。
ニッポン放送では交通情報のバックで「硝子坂」のカラオケが流れていましたから、当時としてはかなりのヘビロテだったわけで、特にイントロは耳に残りましたねぇ。


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この曲の素晴らしいところは、いわゆる歌謡ポップスでありながら、ロックテイストのギターが効いていて、それでいて演歌テイストも散りばめられた、当時の日本人の琴線に触れまくりのバランスの良さであります。
そして何と言っても、高田みづえさんの歌唱力が当時16歳とは思えぬ素晴らしさで、節回しが軽く演歌チックなのもまた美点なのであります。
ちなみに作曲は宇崎竜童、、、う〜ん流石ですねぇ。





そして、歌詞も切ないんですよ、、、当時まだ素朴な田舎の女の子というイメージが残っていた彼女が歌うと、これまたグッときますねぇ。。。

高田みづえさんの最大のヒット曲は1980年の「私はピアノ」ですが、おいら個人的には「高田みづえは1年目が最強説」をとっておりまして、1977年のデビュー3曲目「ビードロ恋細工」がまたオススメだったりします。
この曲は「硝子坂」以上にロック色が強く、そして演歌色もまたさらに強化されています。
作曲はやはり宇崎竜童で、いやはや素晴らしいです、本当に。

イントロからロックテイストのギターがシャウトするわけですが、曲の前半はダウンタウンブギウギバンドの曲にもありそうなメロディー展開、、、ところが途中からグッと演歌チックになって、後半のサビにかかる展開は、前川清か石川さゆりかというね、、、それをサラリと歌いこなす高田みづえさんの歌唱力の素晴らしさ、余計なビブラートもなくて聴き心地も満点です。





それにしても、高田みづえさんの生歌は本当に上手です。
動画を見ていると、レコードよりも生歌の方が良いな〜と思うことしばしば、すごい17歳ですわ。

なお、高田みづえさんの「硝子坂」って、実はカバーでして、オリジナルは木之内みどりさんなんですね。





木之内みどりバージョンも切なくオシャレで味があって良いですね。
でも、昭和52年にヒットするのはどっち?、と言われたら間違いなく高田みづえバージョンですな。



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