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この夏は色々と正念場
2021年06月28日 (月) 22:23 | 編集
 
仕事終わりで帰宅して、昨日「ヤオコー」で半額ゲットした本マグロの中トロとイベリコ豚のロース肉を食べて幸せ気分になった頃、TVではウインブルドンで行われているテニスの試合を流してまして、ジョコビッチの試合だったこともあって、観客がシッカリ入っているんですよ。
で、皆さんソーシャルディスタンスなど取らずにフツーに座っているし、ほとんどの人がマスクをしていないんですね。
いや〜外人さんって、本っ当にマスクが嫌いなんですね。


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マスコミって海外の話題を取り上げる時、「〇〇ではこうなのに、それにひきかえ日本は、、、」って論調で日本ダメダメキャンペーンを展開するじゃないですか。
今年の4月後半の頃って、ワクチン接種が進んだからか、イギリスの陽性者数が2千人台まで減って「すでに日本の感染者数を下回っています!」「イギリスでは段階的な制限解除が始まります」などと、「それにひきかえキャンペーン」を展開していましたけど、イギリスの人口って日本の約半分ですからね、人口あたりで比較すると、その当時でほぼ日本と同じ陽性者数だったわけで、制限も解除されてようやく日本と同等になるという状況。
その当時、日本よりイギリスが優れていたのはワクチン接種率くらいだったんですけどね、印象操作ってすごいです。
で、その後のイギリスは制限の段階的解除に伴って陽性者が増加、、、今やイギリスの1日の陽性者数は1万4千人ですよ、、、日本の人口に換算すると2万8千人というね。
日本の過去の最も陽性者数の多かった日(2021年1月8日)って8千人弱でしたから、まぁそういうことです、、、ほとんど報道されませんけどね。

ちなみに、現在のイギリスの陽性者の9割はワクチンの2回接種を終えていない人だそうです。
そして、ウインブルドンの試合会場に入場できる条件は、ワクチンの接種を終えているか、過去に感染経験があって抗体保持の証明ができることで、決勝では満員を予定しているそうです。

それにしてもイギリスで再び感染拡大が起こっていることを見るにつけ、最近じゃほとんど報道されなくなりましたが、やはり日本人の生活様式って感染予防に一定の効果があるんじゃないかと思うものです。

そもそも、先月(5月)の日本の海外からの外国人の入国者数は17,371人で、空港検疫での陽性者は160人、、、要するに外国人入国者の約1%が陽性なわけですよ。
これって凄くないですか?、、、だって基本的に陰性じゃないと自国を出国できないわけでしょ。

そうなると、東京五輪で来日する選手や関係者だって一定割合で陽性者がいると考えるのが自然です。
生活様式も日本人とは違いますし、国民性とかはいかんともしがたいですし、ぶっちゃけて言えば海外の人たちって日本人のようにお行儀良くないですから(例えばサッカーの試合とかを観ても南米の国とか巧妙に色々とやりますもの)ね。
そんなわけで、東京五輪では選手村やプレスセンターでクラスターが散発することは念頭に置いておくべきでしょうね。
出場停止になる選手やチームが出る可能性は十分あるでしょうし、予定されていた試合が中止になるような事態もゼロではないでしょう。

裏を返すと、この1年半の日本人の生活様式というか真面目な国民性というのは、感染対策においては本当に素晴らしく、種々の要素はあると思いますが、国民の協力に寄るところも非常に大きかったんじゃないかと思うんです。
今まで本当によく我慢しましたよ、、、特に一部の業種の人たちは本当に。

なぜそんなことを思ったかというと、実は来月(7月)の連休に1泊旅行を計画していたのですが、本日予約していたホテルから連絡がありまして「今月いっぱいで来月から休業します」とのことで、先方から予約キャンセルのお願いでした。
予約客に片っ端から電話をかけているのでしょう、、、「それは大変ですね」としか言えませんでした。
そういえば去年の今頃、観光業、特に宿泊業が持ちこたえられるのは約半年間だということで、当初9月から開始予定だったGoToトラベルを7月下旬に前倒しした経緯がありました。
そして、昨年12月にGoToトラベルが中止に追い込まれ、奇しくも半年が経ったところなんですね。
これから夏休みシーズンだというのに、五輪需要もそれなりに当てこんでいたでしょうけどね、、、まぁなんと言いますか、この夏は正念場なんでしょうかね。



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