2021年09月24日 (金) 22:23 | 編集
1週間前の話ですけど、我が家の晩飯は「ヤオコー」で半額ゲットした真鯛と本鮪赤身の刺身という紅白競演でありました。

コロナ禍のせいで高級食材がスーパーでフツーに安値販売されるという異常自体が続いておりますが、高級食材が高級な価格のままフツーに販売されているという例があります。
それはシャインマスカット、、、一昨日どうしても食べたくなって「ヤオコー」で定価購入してしまったわけですが、そいつを昨夜美味しくいただきました。

コロナ禍による巣ごもり需要が追い風になっているのは間違いありませんが、それにしたってこんな高級品が贈答用というわけでもなく、スーパーでフツーに大量陳列されているわけですよ。
フルーツ界の大革命と言って良いほど、このシャインマスカットって我々の暮らしの中に浸透しましたよね。
今や完全にブドウ界のトップの座を巨峰から奪取していますもの。
去年はまだ半額見切りで購入できていたのですが、、、、

今年はまだ見切られている現場に遭遇しておりません。
それだけ人気絶大で、お店側も強気ということなんでしょう。
おいらが初めてシャインマスカットを口にしたのは2016年の10月なんですけど、この時の衝撃は今でも忘れることができません。
でもシャインマスカット自体が世に出たのはさらに10年前の2006年なんだそうで、未来の大スターとなるこのブドウを開発した農業・食品産業技術総合研究機構が「ぶどう農林21号」として2006年に品種登録しているんですな。
ところが、当時は輸出を想定していなかったので、日本国外での品種登録を行わなかったんだとか、、、植物の新品種の保護に関する国際条約においては、自国外における果物の品種登録は自国内での登録から一定期間(ブドウは6年)以内に行うことが定められていて、既にシャインマスカットは2012年に申請期限を過ぎていて、今や海外でも日本の許可なしで合法に栽培できるんですと。
いや〜勿体ないことをしましたなぁ。。。