2021年11月16日 (火) 22:27 | 編集
一昨日(14日)の日曜日の後日談、じゃなくて、あとがき、いや、おまけ。
新幹線を降りた小田原ステーション、ここでセガレに駅弁を買って帰ろうと企てる。
観光地の拠点駅の弁当は19時前にはあらかた売り切れていて、民族大移動終わりのぺんぺん草。
祭りのあとの淋しさが(吉田拓郎の気持ちで♫)いやでもやってくるのなら、たとえば売れ残りで紛らわすの巻。
こういう時は土産売場の大規模店舗前は素通りし、JR在来線改札脇に佇む小規模店一択。
おお、あったあった最後の1ケ、、、東華軒の金目鯛と小鯵の押し寿司という定番。

これはこれで美味しいんだけど、あまりに定番すぎて味気ない(この贅沢野郎がっ)んで、大量に売れ残っていた「おてがる幕の内弁当」を衝動買いしたというワケ。

製造元は湘南地区の駅弁界の雄、大船軒じゃないですか。
大船軒はセンスの良い駅弁を開発することで有名(おいら的に)なんで、期待して味見をしてみると、うんうん、十分に美味しい。
電磁波で温め系の文明の利器でチンしないのが大前提の駅弁文化の伝承はバッチリで、冷めた白飯がしっかり美味い。
そしてなんといっても、そのコンセプト、、、小型の幕の内弁当って、ありそうでないんだな。
一口カレーとか、憧れませんか?、、、憧れないですか、そうですか。
手軽にパクつくのに良いと思うんだけどなぁ。

んで、ちゃんと美味しいし、開発コンセプトも良いハズの、この駅弁が何故に大量に余っていたのか。。。
それは¥700という値段設定でしょうなぁ。
ハッキリ言って割高感バリ。
先月、名古屋に行った時に買った「復刻弁当」¥770と比べると、その大きさの差が歴然。

梅干しの大きさで惑わされちゃうんだけど、ここはひとつ「かまぼこ」と、白飯に撒かれた「黒ゴマ」で比較しておくんなさい。

高めの値段設定=売れない、ということはないんです。
高いからこそ売れる商品もあるんでね。
でも「おてがる」って名前つけちゃったからなぁ、、、「おてがる」な食い物ってファストフードのイメージで、早い&安い、でもそのわりに美味い!、のがウリっしょ。
なのに「安くない」んだもん。
ネーミングに負けた〜(さくらと一郎の気持ちで♫)ということでんな。