2022年06月08日 (水) 22:26 | 編集
先週の3日と4日(金曜と土曜)に第65回春季日本歯周病学会学術大会が開催されまして、前回の名古屋での学術大会に引き続いてハイブリッド開催となりました。
6月3日と4日に新宿の京王プラザホテルでリアル開催されまして、その後、6月20日から1ヶ月間、オンデマンド配信が行われることになっています。
おいらは以前から何度も申し上げている通り、リアル派なもんで、前回に引き続いて今回もリアル参加してきました。
リアル参加をすれば診療室は休診にしなくてはなりません。
これはかなり断腸の思いで休診にするわけでして、今回も2日(木曜日)に行われた学術大会前日の委員会だけは、熟考の末にWeb参加とさせていただきました。
会員に対するアンケートでも、たしか6割ほどがWeb開催を支持しているんでしたっけ、、、解ります解ります、、、交通費がかからない上に、休診にしなくて済むし、好きな時間に聴講できて、一時停止や巻き戻しも可能ですもんね。
それでもやはり個人的にはリアル開催を支持します。
お金を払って参加しているんだから「眠ってはいかん」「聴き逃すまい」という緊張感、これ(個人的に)大切です。
演者の息遣いが感じられるのもいいですね、もちろん緊張感もバッチリ伝わってきますし。

そうそう、今回の学術大会のシンポジウムの中で、事前に録画された講演をリアル会場で流すという試みがなされたんですよ。
事前に録画されたものですから、もちろん編集作業がなされています。
その映像が流された後、演者本人が登壇してディスカッションという流れです。
フィルムコンサートの後に本人が登場してサイン会、みたいなもんですかね?、例えが悪いですか、そうですか。
個人的な感想としては、講演内容自体は良かったと思うんですけど、やはり「リアル会場に人を集めておいて録画されたものを流す」というのは違和感を禁じ得ないわけです。
ライブコンサートだと思って行ったらフィルムコンサートだった時の衝撃、、、まぁそこまで極端な話ではないですけどね。
なんていうんですかねぇ、、、内容的・学術的には問題ナシでも心情的には問題アリって感じですかね。
だって、録画されたものが流れるって分かってたら、後に配信されるオンデマンドで聴講すれば良いわけで、わざわざ朝早く家を出て混雑した電車に乗ってきたのに、、、もっとゆっくり出てくれば良かったじゃん、、、みたいな感じですかね。
録画されたものを流すこと自体がダメということではなく、事前に録画講演である旨のアナウンスは欲しかったかな〜、、、と思った次第です、はい。