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日本人は金払えないから無理だ
2023年05月19日 (金) 22:27 | 編集
 
スーパーの閉店間際の見切り品漁りばかりしていると、コロナ禍明けを実感できます。
一番それを感じるのが鮮魚コーナー。
コロナ禍の最中は高級な魚が安かった、、、しかもそれが半額になると食べる時に罪悪感さえ覚えるほどでした。
それがもう昨年末くらいから高くなり始め、今年の2月以降は急騰、この数ヶ月では価格にして倍になりました。
真鯛をはじめとした白身の魚でもそうですが、特に顕著なのがマグロ、それも本鮪。
マグロは価格が倍になり、しかも質が明らかに落ちていて、実質的には4倍に値上がったと言ってよいでしょう。
だからもう本鮪は買えなくなりました。
たまに買うのはバチマグロ、それでもコロナ禍の本鮪と同じか少し高いくらいです。

コロナ禍の時は、外食業界における高級魚の流通量が激減し、余剰となったものが大量にスーパーに回ってきているんだと思っていました。
もちろんその認識は誤りではなかったと思うのですが、実は大きな影響力を持っていたのが中国を筆頭としたアジアからの需要でした。
要するに中国人をはじめとしたアジアの人々が「本当の刺身の味を知ってしまった」ということなんですね。
そうか、、、中国のゼロコロナ政策が終了した時期と、本鮪の値上がりと質の低下が見事に一致しますわ。

ニュースでインタビューを受けていた仲卸業者にしても、今や四割が輸出で、それも高級魚ばかりとのこと、、、利益の多くが海外需要によるものなんですね。
日本語の堪能な中国人の仲買人が、携帯電話で中国本土と連絡を取りながら市場の最前線で直接せり落とすんだそうで。
なんでも血抜きや冷凍などの繊細な技術は日本が抜きん出ているので、生食用の高級魚は日本の市場でせり落とす意味があるんだとか。

日本人の仲買人からポツリとこぼれた「日本人は金払えないからもう無理だ」という言葉に、台頭するアジアの勢いと日本の現実を見た気がしました。



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