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理不尽クレーマーの発生に加担するようなもの
2023年06月02日 (金) 22:25 | 編集
 
いや〜すごい雨でした。
2023年6月2日は、本州の南海上の台風の影響で、日本列島付近に停滞した梅雨前線に南から湿った空気が送られ続けて、線状降水帯が非常に広い範囲で観測された記録的な日となりました。
特に和歌山県〜奈良県〜三重県〜愛知県〜静岡県〜神奈川県に降水帯がかかり続け、とりわけ愛知県〜静岡県〜神奈川県に関しては東海道新幹線の走行区間と「まるかぶり」で、さすがの新幹線も午後3時頃に運転見合わせをして以降、運転再開することができず、本日中の運転再開がなくなりました。


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そんな折、某新聞の記事に目が止まりました。(以下抜粋)
『記者が乗ったのは午後2時に東京発、新大阪駅行き「のぞみ231号」。午後2時50分ごろに新富士駅付近で止まった。静岡などで大雨が続いており、「運転再開まで相当な時間がかかる見込み」とのアナウンスが繰り返し流れた。5時間近く経過した午後7時40分ごろ、「関東、東海地区の大雨の影響により全列車の運転中止を決定した。明日以降の運行予定は一切決まっていない」とのアナウンスが突然流れ、周囲で「ええっ」との驚きの声が漏れた。午後8時10分すぎ、列車は少し移動して新富士駅のホームに停車した。「駅周辺のホテルは満室で、最寄りのコンビニは徒歩10分程度かかる」とのアナウンスが流れる中、乗客の多くがいったん下車した。この先、列車がどうなるのか、車内にいてもいいのかといったお知らせはなかった。駅ホームにいた係員は「列車は回送になるかもしれない。このまま車内にいられるかどうか分からない」と述べ、別の係員は「朝までは車内にはいられない」と話した。駅の改札付近は、多くの人で混み合った。新横浜から大阪に向かう途中だという乗客の女性は「きちんと説明せず、ホテルも一杯。車内にいられるかどうかも分からなんておかしいし、野宿しろということか」と怒りをあらわにしていた。』(抜粋終わり)

こういう自然災害時、これはもうJRの責任ではありません。
JRを責めても仕方がないですし、ましてや末端の駅員さんや車掌さんに食ってかかるなど、的外れの極みです。
もちろん、現場での状況説明や案内に不十分なところもあったのでしょう。
しかしながらやはり自然災害です。
しかも前日から「大雨が降って交通機関が乱れる可能性が非常に高い」ことは繰り返し報じられてきました。
それをいかにも「JRの対応に不手際があり乗客は大混乱」風の文体で報じる新聞、、、性格良くないな〜、と思うものです。



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