2023年07月25日 (火) 22:27 | 編集
子どもの頃は、やりたくてやりたくて仕方がなかったのに、大人になると別にどーでもよくなり、出来ることなら他の誰かがやってくれないかな〜、、、って思うことってありますよね。
おいらの場合、バスの降車ボタンがそれにあたります。

子どもの頃、小学校低学年の頃までは、もう押したくて押したくて、他の人に押されると悔しくて悔しくて、降りる予定のひとつ前の停留所を過ぎるとすぐに押していました。
ある時、押すのが早すぎたようでバスが前の停留所のチョイ先で停車しちゃいましてね、それで「こんな恥ずかしいことは二度とするんじゃない」と母親にエラく怒られて、それ以来「降りる予定の停留所のアナウンスがあるまでは押してはいけない」という我が家のルールが厳格に適用されました。
ルール適用後は他人に押されてしまうことが多々ありまして、それはもう悲しいやら悔しいやら。。。

ボタンを押せば車内の各所の降車ボタンに赤い光が一斉に灯る瞬間、特に夜間のバスの薄暗い車内だと、それが車内に散りばめられた小さな行燈のようで好きでしたねぇ。
多分、子どもながらに「自分の意思と力で公共スペースの風景を変えられる」ことが魅力だったんでしょう。
今は降車ボタンのデザインも様変わりしましたが、子どもの頃に好きだったのは、このデザインでした。
